
少し更新の間が開いてしまいました。当面散発的な更新になるかと思いますがご容赦ください。
さて、名鉄名古屋駅再開発について、年始のテレビインタビューで名鉄の高崎社長が計画の正式な公表は春ごろになると話していました。2024年度中には公表されるということなので年度末ぎりぎりの3月末まで待たなければならないのかもしれません。
その再開発計画ですが、現在までに新聞などで報じられているところによると、高さ約180メートルのビルが3棟、幅は現在の名鉄百貨店から日本生命笹島ビルまで約400メートルという巨大なもので、商業施設やオフィス、バスターミナル、ホテルなどが設けられるとされています。

新聞などで報じられている施設の構成です。
ここで注目したいのは、ホテルが2つ設けられるという点です。いずれも高級ホテルで、近鉄系と名鉄系がそれぞれ入るといわれています。
今回は、近鉄系と名鉄系、それぞれどのブランドのホテルが入るのか予想してみたいと思います。
近鉄系は都ホテル?

まず近鉄系ですが、同グループが展開する「都ホテルズ&リゾーツ」が進出する可能性が高そうです。
現在のセンチュリー豊田ビルがある場所に「名古屋都ホテル」が2000年まで営業していましたが、久々に名古屋で復活することになるのかもしれません。
ちなみに名古屋都ホテルは、現在でも地下街の名称(ミヤコ地下街)にその名残をとどめています。
また、「シェラトン都ホテル東京」や「シェラトン都ホテル大阪」、「大阪マリオット都ホテル」、「ウェスティン都ホテル京都」など、マリオット系のブランド名を冠したホテルも展開していますが、名古屋の場合、すぐ隣のJRセントラルタワーズに「名古屋マリオットアソシアホテル」があることから、都ホテル単独になる可能性が高そうです。
名鉄系はズバリ「インターコンチネンタル」!?

名鉄系のホテルについて、当ブログではズバリ「インターコンチネンタル」と予想します。
「インターコンチネンタル」を展開する「IHGホテルズ&リゾーツ」と名鉄グループは「ホテルインディゴ犬山有楽苑」でつながりがあること、同じ系列で金山に「ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋」がありますが、場所的に離れておりホテルのグレード的にもすみ分けが可能なことが根拠として挙げられます。
マリオット系については、前述のとおり「名古屋マリオットアソシアホテル」があること、ヒルトン系はラグジュアリーブランドの「コンラッド」が「ザ・ランドマーク名古屋栄」に進出することから、いずれも可能性は低いのではないでしょうか。
したがって、消去法的な観点からもIHG系になりそうな気がします。
もちろん、名鉄が現在の「名鉄グランドホテル」のような独自のホテルを運営するかもしれませんし、国内のほかのブランドと組む可能性もゼロではありません。
妄想も多分に含んでいるかもしれませんが、計画の公表前にあれこれ予想してみるのも楽しいものです。果たしてどうなるのでしょうか。