2022年7月2日に【名古屋駅東側】「アルティメイト名駅2nd」建築標識が消えた!? という記事をアップしました。
前回記事
4月に取材した際は一帯が仮囲いされ、「アルティメイト名駅2nd」というビルの建築計画の概要が掲出されていてそれなりに大きなビルが建つのかなと思っていたのが、7月に入るころには仮囲いが撤去され、一部はコインパーキングに、残りの部分は砂利敷の状態になっていて建築計画の概要の標識もなくなっていてアレっと思った、という内容でした。
場所はこの周辺一帯です。
4月時点の仮囲いです。この仮囲い大きさで勘違いしてしまいました。
「アルティメイト名駅2nd」というビルがそれなりに大きなビルというのが認識違いだったようです。確かに敷地面積が968.56㎡、延べ床面積が4,798.15㎡なのでそこまで大きくはありません。
結局、仮囲いで覆われていた部分は敷地が細分化されているようです。そのうち、南側の敷地に建築計画の概要が掲出されていました。
計画名は「名古屋・大井電装ビル」です。大井電装という会社は昭和区の川名にあるようですがウェブサイトなどはありませんでした。鉄骨造10階建てで高さは42.30メートル、設計・施工は高松建設です。着工は2022年11月の予定です。
なお概要の設置時期は「令和4年5月30日」とありますが、少なくとも7月はじめに取材した際はこの掲示はありませんでした。
計画地の南西側からの様子です。たまたま車で通りかかった際に建築計画の概要が掲出されていることに気づき、仕事終わりに写真を撮りにいったのでむりやり露出補正していますがご容赦ください。
南東側からの様子です。敷地面積は485.03㎡とのことですので更地になっている部分全体ではなく一部のだと思われます。結局それぞれの敷地がどこからどこまでなのかよくわかりません。登記まで調べればわかるのでしょうが。
北東側は仮囲いが復活しています。おそらくここが「アルティメイト名駅2nd」の計画地ではないでしょうか。ただし、建築計画の概要などは掲出されていません。
コインパーキングの部分は当面このままのような気がします。
コインパーキングと交差点をはさんで斜め向かいでも新たな計画が動き出しました。
この角地です。
計画名は「(仮称)名駅三丁目プロジェクト」です。建築主は野村不動産、設計・施工は大和ハウス工業です。野村不動産の飲食ビルブランドである「GEMS(ジェムズ)」になるものと思われます。
工事着工は2022年8月8日頃とのこと。このあたりは飲食ビルが密集していますが、ポストコロナを見据え、“にぎわい”の高まりが期待されます。
「アルティメイト名駅2nd」と同系列の建築主による「アルティメイト名駅1st」は8月竣工予定です。既に養生シートが取り外され外観が現れるとともにちょっとしたイルミネーションが点灯しています。派手過ぎず控えめ過ぎずよい感じだと思います。