中村区名駅5丁目の広小路通り沿いに新しいラーメン店がオープンしたと聞いたので行ってみました。店名は「和麺ぐり虎」。
3月1日火曜日にオープンし、当初3日間は「鶏塩ラーメン」を1杯500円で提供し、それはそれはすごい混雑だったようです。
混雑がおさまっていそうな5日の土曜日の昼下がりに出かけてみました。
本店は岡山、ミシュラン掲載店!
「和麺ぐり虎」は岡山市北区にある「麺処ぐり虎」というラーメン店の新業態で名古屋初出店です。
「麺処ぐり虎」は、東京の有名店「麺処ほん田」などで修業を積んだオーナーが2017年にオープンしたお店で、岡山のほか、神奈川県や島根県に出店しています。全国のラーメン博で1位を多数獲得し、ミシュランガイド2021にも掲載されています。
そんな名古屋初進出の「和麺ぐり虎」ですが、お店は中村区名駅5丁目、広小路通りと江川線が交わる柳橋の交差点を納屋橋方面に東に向かったところにあります。
もともとはチェーンの味噌ラーメン店の「みそ吟」があった場所に居抜きのような形で出店しています。
お店の様子とメニューは?
お店は大きなビルに囲まれるようにあります。後ろに見える高いビルは「アクアタウン納屋橋」です。
お店の外観です。看板が自己主張しつつもあまりうるさくない感じです。さっそく店内に入ってみましょう。
券売機です。ベースは「鯛塩」「柚子塩」「生醤油」の3種のようです。そのほか豚骨魚介ラーメンやつけ麺も選べます。チャーシュー丼や唐揚げ、餃子などサイドメニューも充実しています。
今回は「特製柚子塩ラーメン」を注文
「鯛塩ラーメン」か「柚子塩ラーメン」か非常に迷ったのですが、今回は柚子塩ラーメンの特製をチョイスしました。特製だと味玉1個とチャーシュー2枚が増量になります。
カウンター越しのキッチンでは店員さんたちが忙しそうに立ち回っています。オープンから日が浅くオペレーションは完璧とはいえなさそうですが、一生懸命さは伝わってきて好感が持てます。
6分ほどでラーメンが運ばれてきました。どんぶりは小ぶりな感じです。
どんぶりは小ぶりでも内容は充実です。クリアに澄んだスープが目を引きます。
まずはスープから。見た目は淡白そうですが鶏ガラプラスアルファのダシがしっかり効いていて味はしっかりしています。
麺は中太のストレート麺です。やや硬めのブチっとした歯ごたえで少し好みが分かれるかもしれません。
特筆すべきはこのチャーシュー。やや太めにカットされお肉の味がしっかりしていて個人的にはかなり好みです。
味玉です。うまいこと黄身の部分をカットできませんでしたが、味がしっかり染みていて美味しうございました。
スープも飲み干して完食です。そうそう、柚子塩ラーメンだけあって柚子の風味もしっかり効いていましたよ。ごちそうさまでした。
名古屋で十分に勝負できる味!人気店になりそう
オープン前から話題性も十分で名古屋のラーメン好きを唸らせた「和麺ぐり虎」。
かなりレベルの高い塩ラーメンで、名古屋で十分に勝負できる味だと個人的に思いました。人気店になるのは時間の問題ではないでしょうか。
そんな「ぐり虎」ですが、どうやら名古屋で出店攻勢をかけるようです。アルバイト募集サイトに以下のような情報が掲載されていました。
当社は、豊富な経験と実績を活かした店舗経営のもと、続々と新規出店を展開中。コロナ禍の逆風下でも好調で、今春は3月1日オープンの「麺処ぐり虎 名古屋店」をはじめ、4月初旬オープンの「麺処ぐり虎 マルエイ ガレリア店」、また4月上旬にも出店を控えておりその勢いは止まりません。
なんとあのマルエイガレリアにも出店するようです。
【丸栄跡地】暫定商業施設『Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)』が3月31日オープン!
そのほか、場所はわかりませんが、もう1店舗出店するようで、名古屋で一気に3店舗展開するとはびっくりです。おそらく「和麺」とは違ったメニュー構成になるでしょうからそれぞれのお店の違いを楽しむのもよさそうです。
住所 | 名古屋市中村区名駅5-38-7 |
営業時間 | 11時~22時00分(LO21:30)※売り切れ次第閉店 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://www.instagram.com/wamen_guriko/ |