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高島屋南地区第一種市街地再開発事業「柳ケ瀬グラッスル35」(「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」)現在の状況・2022年12月

2022年11月6日、キムタク扮する信長のパレードが行われ全国的な脚光を浴びた岐阜・柳ケ瀬。その一角で進められているのが高島屋南地区第一種市街地再開発事業です。

この事業で建設される再開発ビルは「柳ケ瀬グラッスル35」という名称で、地下1階・地上35階建て、高さ132.64メートル、商業施設や公益的施設、分譲タワーマンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー」などで構成される複合用途の超高層ビルです。11月22日に定礎式が行われました。

前回の取材は6月でしたので取り上げるのは半年ぶりになります。

前回記事

高島屋南地区第一種市街地再開発事業「柳ケ瀬グラッスル35」(「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」)の概要

「柳ケ瀬グラッスル 35」という名称は公募により決められました。「グラッスル」は、「GLASS(ガラス)」、「GRASS(緑)」、「CASTLE(城)」を掛け合わせた造語です。

再開発ビルには、清流長良川のようなガラス張り(GLASS)の壁面や自然豊かな岐阜をイメージさせる緑(GRASS)がふんだんに施されており、金華山にそびえる岐阜城のように、まちなかにそびえる新たな城(CASTLE)として次代の柳ケ瀬のランドマークになってほしいとの願いが込められているとのことです。

出典:高島屋南市街地再開発組合 ※クリックで拡大します

完成イメージと階層ごとの用途図です。1~2階は商業施設、3~4階は公益的施設、5~35階は分譲タワーマンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー」となります。

公益的施設は岐阜市が整備するもので、3階が「ウゴクテ」という愛称の健康運動施設、4階が「ツナグテ」という愛称の子育て支援施設が設けられます。

上層階の「ライオンズ岐阜プレミストタワー」については、参加組合員である大京と大和ハウス工業のそれぞれのマンションブランドである「ライオンズ」と「プレミスト」の名が冠せられています。

マンションの専有面積は46.90平方メートル~156.32平方メートル(1LDK~4LDK)で、総戸数は335戸(うち地権者住戸36戸)です。価格帯は約2,500万円から最上階は約1億9千万円で、新聞報道によると7割程度が売れているとのことです。

柳ケ瀬グラッスル35の概要です。

事業名称高島屋南地区第一種市街地再開発事業
施行者高島屋南市街地再開発組合
再開発ビルの名称柳ケ瀬グラッスル 35
所在地名鉄名古屋本線「名鉄岐阜」駅徒歩 11 分、JR 東海道本線「岐阜」駅 徒歩 13 分
敷地面積6,467.47㎡
建築面積5,718.92㎡
延床面積57,790.65㎡
高さ128.39m(塔屋まで132.64m)
構造・規模鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
階数地上35階・地下1階
主要用途住宅、公益的施設、商業施設、駐車場
設計・施工戸田建設
参加組合員大京、大和ハウス工業
着工2019年3月
竣工予定2023年2月

また、新聞報道などによると入居テナントは以下のとおりとなるようです。

店舗名業種・業態
1Vドラッグ 柳ケ瀬グラッスル店(仮称)ドラッグストア
大垣共立銀行 岐阜中央プラザ銀行
Kコレクション婦人服・婦人雑貨
egoカフェ・イタリア製家具販売
乃が美はなれ 柳ケ瀬販売店食パン
キッチンフクイ洋食店 カフェ&レストラン
鳥倉総本店鶏肉全般、加工専門店
東京堂大薬房医薬品・漢方薬など
薬養軒 MIZUTOKIレストラン・薬局
ATMコーナー(十六銀行、ぎふ農業協同組合、岐阜信用金庫)ATM
2BLANCO tres理美容院
シシュノンベビー・子供服
アトリエ花みちLittleキッズドレス・着物レンタル・フォト

現地の様子(2022年12月)

建設地南西側、金町5交差点からの様子。「柳ケ瀬グラッスル35」の高さ132.64メートルは「岐阜シティ・タワー43」(高さ約163メートル)、「岐阜スカイウイング37」(高さ約136メートル)に続く岐阜県で3番目に高い建物です。岐阜の超高層ビルは「(ビル名)+階数の数字」という法則があります

低層階の商業・公益的施設部分は段状になっておりテラスが設けられています。

西側の様子。写真左側の建物は駐車場棟です。

岐阜タカシマヤと柳ケ瀬グラッスル35です。

南側から見た低層部の様子。写真左側の1階部分にVドラッグが入るようです。

道路からバックしたエントランス空間と2階へのエスカレーターが設置されています。

“YANAGASE GLASSTLE35”のビル名とロゴが掲げられています。

建設地の南東側、劇場通のアーケード入口付近からの様子です。

アーケード側の店舗部分。大通り(徹明通り)側と家賃に差はつけられているのでしょうか。

竣工に向けて最終的な工事が進められています。

吹き抜けが設けられた広場空間があり開放感が演出されています。「Gテラス」という名称がつけられました。

ドン・キホーテ柳ケ瀬店跡地は新たなテナントが入ることなくそのままになっています。これも柳ケ瀬の現実のひとつではあります。

2023年春にオープン! まずまずの出だしか?

柳ケ瀬グラッスル35は2023年春のオープンを目指し最終的な工事が進められています。

店舗テナントは、満室にはなっていないものの、Vドラッグを核店舗として形になりつつあるようです。また、分譲マンションも完売には至っていないもののまずますの売れゆきのようです。

そういった意味ではまあまあ順調な形で走り出すことになりそうです。キムタクのパレードで活気づく柳ケ瀬のさらなる賑わいの創出拠点として期待が高まります。

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