役所や多くの企業で仕事初めの1月4日、名古屋では市営地下鉄の4駅の駅名が名称変更されました。
また、中村区役所が東山線本陣駅近くに移転、新しい複合庁舎が開庁するとともに千種区役所は東山線池下駅前の現庁舎の建て替えのため、同線東山公園駅付近の仮設庁舎に移転しました。岐阜県では新しい県庁舎が開庁しました。
こうして走り出した2023年ですが、どのような一年になるのでしょうか。
7月には中日ビルがいよいよ竣工!
当ブログで取り上げているテーマだと、いちばん大きなトピックはなんといっても7月に予定されている栄の中日ビルの竣工でしょう。いよいよ栄に超高層ビルが建ち並ぶ時代が到来します。
もう一つの栄のビッグプロジェクトである栄広場再開発・(仮称)錦三丁目25番街区計画は地下部分の工事が本格化するのではないでしょうか。年末に解体の動きが見え始めた栄町ビル(旧名古屋国際ホテル)も今後の動向が気になります。また、ラグジュアリーホテルのTIADが7月に開業予定です。
丸の内エリアではフコク生命ビル跡地・(仮称)名古屋丸の内一丁目計画の躯体が大きさを増していくのではないでしょうか。
タワーマンションの竣工も相次ぎます。1月にタワー・ザ・ファースト名古屋伏見が、4月にNAGOYA the TOWERが竣工予定です。また、ザ・ファインタワー久屋大通も年内に竣工予定ですし、池下のグランドメゾン池下・ザ・タワーⅡや今池の名古屋市千種区内山3丁目PRJも躯体が成長する姿を眺めることができそうです。
2023年の予想は…
さて、ここからは個人的な妄想予想です。こうなったらいいな、というものですのであまり本気にしないでください。当たるも八卦当たらぬも八卦、果たしてどうなりますやら…。
千種ビル群の再開発計画が明らかに
2022年3月に千種ビル群の再開発の可能性について記事を書きました。
その後、ボーリング調査が行われたという情報があり、水面下でプロジェクトは着々と進行しているのではないでしょうか。
今年はっきりとした動きがあるかどうかはわかりませんが、期待を込めて動きがあると予想したいと思います。
りそな名古屋ビルと「(仮称)錦二丁目18番地区市街地再開発」で複合再開発に
2022年でいちばんのサプライズだったかもしれない地下鉄伏見駅近くの「錦二丁目18番地区市街地再開発」。24階建て・高さ130メートルという規模は完全に想定外でした。
地権者の一者は鹿島であり、この計画地の錦通を挟んだ北側で解体が進むりそな名古屋ビルの地権者でもあります。
ということは連携して再開発することにより施設の配置の自由度が増すことになるので、一体とした再開発となる可能性も高いのではないでしょうか。
今年、そんな発表があったらいいな、と思っています。
名駅南地区で複合的な街づくり計画が浮上
昨年末に名古屋プリンスホテルスカイタワーに宿泊したときの写真です。眼下に昨年解体されたオンワード樫山名古屋支店ビルの跡地が見えます。
その奥には広大な駐車場が広がっていますが、この駐車場の一部は都市計画道路に指定されており、ささしまライブ地区と下広井町線を結ぶ広幅員の街路が整備されることになっています。
この都市計画道路はささしまライブ地区と名駅南4丁目地区を一体化させる効果を生み出すのではないでしょうか。それにより新たな街づくりの機運が高まり、複合的な街づくりの動きが出てくるかもしれません。
オンワード樫山名古屋支店ビルの現在の地権者である住友不動産の動きと併せ要注目です。
久屋大通のセントラルパークアネックスビルの跡地利用計画が判明
2021年10月に営業が終了し、閉館後も建物がそのままになっているセントラルパークアネックスビルですが、そろそろ動きがあってもよいのではないでしょうか。
RAYARD Hisaya-odori Parkの開業により人の流れが変わったこともあり商業施設を含むなんらかの再開発を期待したいところですが、どうなるのでしょうか。
名古屋で2つ目の5つ星ホテルが進出
昨年6月に『コンラッド』の進出が正式に公表され、5つ星クラスのラグジュアリーホテルが名古屋に初めて進出することになりましたが、今年は2つ目の5つ星クラスのホテルが進出することが公表されると予想します。
昨年夏には『リッツカールトン名古屋』のうわさが駆け巡りましたが、実現することを期待したいと思います。