千種区

【(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ】現在の建設状況・2023年3月

積水ハウスと長谷工コーポレーションが地下鉄東山線池下駅近くで「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の計画を進めています。

2013年に完成した「グランドメゾン池下ザ・タワー」に隣接して建てられる地上39階・約136メートル、総戸数約200戸のタワーマンションです。

2023年3月時点では地下部分が掘り進められ建物の配置が明らかになっています。

前回の投稿は2022年10月ですので約5か月ぶりの取材です。

前回記事

「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の概要

「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」は、積水ハウスと長谷工コーポレーションが主体となり、積水ハウスのモデルハウス跡地で建設計画が進められています。

敷地面積は「Ⅰ」の約6,800平方メートルに対し約3,600平方メートル、戸数は440戸に対して約200戸ですが、高さは「Ⅰ」の地上42階・約153メートルに対して地上39階・約136メートルとかなりスラっとしたタワーマンションになると予想されます。

所在地名古屋市千種区池下2丁目63-2ほか
用途共同住宅(分譲)
敷地面積3,587.00㎡
構造鉄筋コンクリート造
建築面積1,651.38㎡
高さ135.7m
延べ面積27,335.77㎡
階数地上39階地下1階
総戸数約200戸
工事着手時期2022年5月下旬
完成予定時期2025年9月
建築主積水ハウス株式会社、株式会社長谷工コーポレーション
設計者・工事施工者株式会社長谷工コーポレーション

現地の様子(2023年3月)

西側の錦通から建設地周辺を望みます。名古屋の都心を東西に貫く錦通はここで終点になります。

北西側からの様子。池下には「グランドメゾン池下ザ・タワー」のほか「サンクレア池下」が建っており、すでにタワマン街が形成されています。

ゲート付近の様子。仮囲いの一部(写真右側)が撤去されています。

建築計画の概要。建築面積や延べ面積がすこし変更されたようです。

作業予定表には「土工解体工事」とあります。

地下部分が根切りされ鉄骨が組まれています。既存の「Ⅰ」と眺望が干渉しないよう◇◇形に配置されるようです。

よく見ると以前あった建物のものと思われる白い鉄骨があります。赤い鉄骨は根切り部分を支えるための支保工で、白い鉄骨を除去しつつ掘り進められていくのではないでしょうか。

アスファルト舗装の駐車場部分はそのまま残されています。重機を搬入するには都合がよさそうです。

周辺の様子も確認しておきましょう。まずは建て替えが決まっている千種区役所。2023年1月に仮庁舎に移転が完了しており、今後解体されUR賃貸住宅を併設する新庁舎が建設され、2027年に完成予定です。

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同じく積水ハウスが手掛ける「(仮称)グランドメゾン向陽町」も着々と建設が進められています。こちらは2023年11月の完成予定です。

レストランなどがあった「よし川ビレッジ」跡地で計画されているライオンズマンションも工事が本格化しているようです。北側のマンションでは反対運動が続けられています。

まもなく物件エントリー開始か?

建築物環境配慮制度(CASBEE名古屋)のサイト掲載されているパースです。

現在は撤去されていますが、以前掲出されていた仮囲いの壁面広告に2023年春物件エントリー受付開始予定とありました。まもなく詳細が明らかになるのではないでしょうか。どのくらいの価格で売り出されるのかも気になります。

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