積水ハウスと長谷工コーポレーションが地下鉄東山線池下駅近くで「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の計画を進めています。地上39階・約136メートル、総戸数約200戸のタワーマンションで、2013年に完成した「グランドメゾン池下ザ・タワー」に隣接して建てられます。
現在も地中部の工事が続いており躯体が伸び始めるのはまだ先ですが、現地の仮囲い「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の壁面広告が貼られるなど、少しずつ動きが見られます。
前回の取材は2022年6月ですので4か月ぶりの取材です。
前回記事
「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の概要
「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」は、積水ハウスと長谷工コーポレーションが主体となり、積水ハウスのモデルハウス跡地で建設計画が進められています。
敷地面積は「Ⅰ」の約6,800平方メートルに対し約3,600平方メートル、戸数は440戸に対して約200戸ですが、高さは「Ⅰ」の地上42階・約153メートルに対して地上39階・約136メートルとかなりスラっとしたタワーマンションになると予想されます。
所在地 | 名古屋市千種区池下2丁目63-2ほか |
用途 | 共同住宅(分譲) |
敷地面積 | 3,587.00㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
建築面積 | 1,564.02㎡ |
高さ | 135.7m |
延べ面積 | 27,281.97㎡ |
階数 | 地上39階地下1階 |
総戸数 | 約200戸 |
工事着手時期 | 2022年5月下旬 |
建築主 | 積水ハウス・長谷工コーポレーション |
設計者・工事施工者 | 長谷工コーポレーション |
現地の様子(2022年10月)
北西方向から建設地を望みます。夕方の取材になってしまったので「グランドメゾン池下ザ・タワー」(写真左側)や「サンクレア池下」(写真右側)が西日に照らされています。
建設地内部の様子です。敷地南側のアスファルトはそのまま、建物の敷地になる部分はほとんどが鉄板で覆われています。
2022年10月初旬時点では杭工事(穿孔掘削とコンクリート打設)の工事が進捗中です。
現地の仮囲いにはグランドメゾンシリーズの壁面広告が貼られています。
「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の告知も! 2023年春、物件エントリー受付開始予定とのことです。
池下駅前の千種区役所です。こちらは20階建てのビルに建て替えが決まっており2027年度に完成予定です。
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同じく積水ハウスが手掛ける「(仮称)グランドメゾン向陽町」の建設現場です。こちらは2023年11月と「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」よりもかなり早く完成予定です。
「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の建設予定地から少し東にいった傾斜地で予定されているライオンズマンションの予定地。北側のマンションでは建設運動が繰り広げられています。しばらく動きがなかったのですが、ここへ来て容赦なく着工したようです。
CASBEE名古屋のサイトにイメージパースが!
建築物環境配慮制度(CASBEE名古屋)のサイトに「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」のパースが掲載されています。
以前の記事で「グランドメゾン池下ザ・タワー」と統一感を持たせたようなデザインになるのでは、と予想しましたが、全く外れました。
シックな外観で、どちらかというと「グランドメゾン御園座タワー」に近いイメージでしょうか。
実際にはどのような建物になるのか楽しみです!