まちが変わる

【2023年11月】名古屋の再開発ニュースを振り返る!

早いもので2023年11月も終わりを告げ、今年も残り1か月になろうとしています。

2023年11月ですが、名古屋の再開発界隈ではうれしいニュースが相次ぎました。一方、名古屋の再開発を扱う当ブログは絶不調。11月5日に1回更新したのみとなってしまいました。

実は仕事で大きな変化があり、精神的にも時間的にも当ブログにエネルギーを割くことができず更新が滞っている状況です。

白旗を上げて「更新を当面休みます」宣言をすることも考えましたが、更新が滞っているにもかかわらず1日1000PV以上のアクセスをいただいており、多くの方にご覧いただいていることから、頻度は落ちますが自分なりのペースで続けていくことにしました。

というわけで、取材にも行けていないので、今回は2023年11月の名古屋の再開発ニュースのうち印象に残ったものを振り返ってみたいと思います。

名鉄名古屋駅再開発の原案が判明!

2023年11月最大のニュース、というか年間でもトップクラスになるであろうニュースが飛び込んできました。11月23日の祝日に読売新聞がスクープしました。

名鉄名古屋駅再開発の原案が判明、それによると高さ180メートルの超高層ビル3棟を一体的に建設し、2つのホテルと商業施設、オフィスなどを整備、床面積40万平方メートル超、総工費は5,500億円超というすさまじいものです。

このタイミングで、読売新聞のみが報じているというのも興味深い点です。記事には「読売新聞が入手した内部資料や関係者によると」とあり、どうやら関係者からのリークのようです。

今回の記事で明かされた線で計画が進められていることは想像に難くなく、あとはどのタイミングで事業者である名鉄から正式に公表されるかです。 個人的には年末か正月くらいにバーンと発表があるのではないかと考えていますがどうなるのでしょうか。

静岡県が田代ダム案を了解、着工に向け一歩前進!?

リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に伴う大井川の水量減少問題に対してJR東海が解決策として田代ダムの取水を抑制して大井川の水量を確保する、いわゆる「田代ダム案」について、静岡県が容認姿勢を示したというニュースが流れました。

これが本当であれば、リニア開通に向け大きな前進となりますが、まだまだ川勝知事の腹の内は読めません。

ただ、ずっと膠着状態だったこの問題に一筋の光明が見えたようでもあり、今後の進展が望まれます。

JR関西本線 名古屋・奈良間の直通列車を実証運行へ!

JR関西本線のうち、赤字が続くJR西日本所管の亀山~加茂間の利用促進のため、2024年秋をめどに名古屋・奈良間を直通で結ぶ「電車」を実証運行することを目指し、関係者間で協議を進めることが報じられました。

JR関西本線自体は名古屋から亀山駅、奈良駅を経て大阪市浪速区のJR難波駅に至る路線ですが、JR亀山駅を境に管轄がJR東海とJR西日本に分かれており、また、亀山駅~加茂駅間は非電化のローカル線となっており、それぞれの区間でまったく別の路線のような性格を有していることから名古屋~奈良間の直通列車の復活は意外に思いました。

また、中日新聞では敢えてなのかどうなのか、「電車」としているのも気になります。

JR東海としては新幹線との自社競合が生じてしまいますし、どの程度本気でやるのか(そもそも本当にやるのか)は不明ですが、観光列車的な特色を出せば意外とニーズはあるのかもしれません。

運行された際には乗ってみたいと思います。

というわけで、今回は2023年11月の気になった名古屋の再開発絡みのニュースについて取り上げてみました。3つめは完全に交通系ですが…。 12月もぼちぼちになりますが更新を続けていきたいと思います。引き続き当ブログのご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

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