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【仮称・錦三丁目5番街区計画】アネックスビル跡地に新ビルが着工!

三菱地所は、「セントラルパークアネックス」(アネックスビル)などの跡地で計画する「(仮称)錦三丁目5番街区計画」の新築工事について、2024年10月1日に着工したことを発表しました。

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併せ外観イメージも公表されています。地上13階・地下1階建て、高さ59.7メートルのオフィス・商業の複合ビルが建設されます

竣工は2026年11月30日の予定です。

出典:三菱地所ニュースリリース

北東側からの外観イメージです。ガラスカーテンウォールのよくある(失礼)デザインですが、よく見ると久屋大通側のみアクセント的な装飾(大名古屋ビルヂングっぽい?)が施されるようです。

同じ方角からの写真です(10月9日撮影)。三菱地所が関与する「ザ・ランドマーク名古屋栄」は2026年夏の予定なので、「(仮称)錦三丁目5番街区計画」はその年の秋に竣工ということになります。

出典:三菱地所ニュースリリース

久屋大通公園北側からの外観イメージです。中部電力 MIRAI TOWERや中日ビルも描き入れられています。

同じ方角からの写真ですが、どうしても歪んでしまいますね。

出典:三菱地所ニュースリリース

北東側からの1階店舗イメージです。敷地内にオープンカフェ的なスペースも設けられるようです。

上記の1階店舗イメージにはオフィスのエントランス的なものは描き入れられていませんが、おそらく桜通側にオフィスのエントランスが設けられるものと思われます。

解体されたアネックスビルが商業施設主体であったのに対し、新ビルはオフィス主体となり少し残念な気もしますが、桜錦ビルと一体の敷地となったことにより桜通に接する部分が広くなり、桜通沿いということをメインに捉えるのであれば、最適用途は商業施設メインというよりは、オフィス主体で低層階に商業施設という判断は妥当なのかもしれません。

三菱地所のニュースリリースでは、計画の特徴の1つとして「隣接する久屋大通公園・中部電力 MIRAI TOWERとの繋がりや連続性の確保による賑わいの演出」ということを挙げています。「RAYARD Hisaya-odori Park」と書かないところがポイントです(ライバルの三井不動産が運営しているので)。

現地には工事進捗を示すサイネージも設置されています。まだ一部解体が残っている箇所があるようです。

ニュースリリースでは、動線や回遊性を向上させるため、地下1階から地上1階にかけて「公共の用に供するエレベーター」を設置するとしています。おそらくエスカレーターも設置されるのでしょうが、こちらは商業施設用のものなので敢えて言及していないのでしょうか。

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