千種区

【(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ】地中障害物の撤去工事が進捗中!

積水ハウスと長谷工コーポレーションが地下鉄東山線池下駅近くで計画を進める「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」は、地上39階・約136メートル、総戸数約200戸のタワーマンションです。

2013年に完成した「グランドメゾン池下ザ・タワー」に隣接して建てられます。

5月下旬に着工する予定とのことだったので現地の様子を見に行ったところ、地中障害物の撤去工事が進められていました。前回の取材は2022年2月でしたので4か月ぶりの取材となります。

「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」の概要

「(仮称)グランドメゾン池下ザ・タワーⅡ」は、積水ハウスと長谷工コーポレーションが主体となり、積水ハウスのモデルハウス跡地で建設計画が進められています。

敷地面積は「Ⅰ」の約6,800平方メートルに対し約3,600平方メートル、戸数は440戸に対して約200戸ですが、高さは「Ⅰ」の地上42階・約153メートルに対して地上39階・約136メートルとかなりスラっとしたタワーマンションになると予想されます。

所在地名古屋市千種区池下2丁目63-2ほか
用途共同住宅(分譲)
敷地面積3,587.00㎡
構造鉄筋コンクリート造
建築面積1,564.02㎡
高さ135.7m
延べ面積27,281.97㎡
階数地上39階地下1階
総戸数約200戸
工事着手予定時期2022年5月下旬頃
※6月4日の取材時点においては地中障害物の撤去工事中
完成予定時期2025年夏ごろ
建築主積水ハウス・長谷工コーポレーション
設計者・工事施工者長谷工コーポレーション

現地の状況(2022年6月)

北西方向から建設地を望みます(写真手前)。奥に見える建物は左側が「グランドメゾン池下ザ・タワー」右側が「サンクレア池下」です。

北東側からの様子。現場の標識は「千種区池下計画2期 解体工事」のままでした。

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作業予定の標識によると6月6日の週は「全旋回(地中障害物撤去)・はつり作業あり」「流動化処理」とあります。

建設地全体の様子です。敷地南側はモデルルーム時代からある駐車場のアスファルトが撤去されずに残されています。

写真中央部にあるオレンジ色の機械がケーシングドライバーです。円筒形のケーシングチューブを回転させながら地中を支持層まで圧入していきます。

ケーシング内を中堀り掘削機で掘削していきます。掘削が完了したら鉄筋かごをセットし生コンを投入、ケーシングを撤去したら支持杭が完成します。

躯体が伸び始めるのはまだしばらく先か

現地に掲出されている建築計画の概要によると工事着手予定時期が2022年5月下旬頃とされています。起工式などが行われ正式に着工したのかどうかは不明ですが、地中障害物の撤去工事からそのまま支持杭の設置に進むとみられるので工事は順調に進んでいるようです。ただ、躯体が伸び始めるのはまだしばらく先になりそうです。

完成予定は2025年の夏。3年後の姿が楽しみです。

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