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高さ60.9メートル【富士ソフト新名古屋ビル】2023年2月10日稼働開始!

横浜市中区に本社を置く富士ソフトが、名古屋市中村区名駅4丁目で建設を進めていた「富士ソフト新名古屋ビル」2023年2月10日に稼働を開始しました。

錦通沿いに立地する地上14階地下1階建て、高さ60.937メートルの事務所・飲食店舗ビルです。

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「富士ソフト新名古屋ビル」の概要

「富士ソフト新名古屋ビル」の建築主である富士ソフトは横浜市中区に本社を置くソフトウェアの開発や販売、システムインテグレーションなどを行う独立系のITソリューションベンダーです。

資本金約262億円、売上高約2,787億円、従業員約1.7万人(いずれも2022年12月期、連結)で東証プライム市場に上場している巨大企業です。

「富士ソフト新名古屋ビル」は名古屋周辺拠点を集約するための自社ビルとして建設されています。同社の有価証券報告書によると投資予定額は45.8億円、すべて自己資金でまかなっているようです。

「富士ソフト新名古屋ビル」の概要は以下のとおりです。

名称富士ソフト新名古屋ビル
敷地の地名地番名古屋市中村区名駅4丁目2108番
用途事務所・飲食店舗
構造地上/鉄骨造、地下/鉄筋コンクリート造
高さ60.937m
階数・棟数地上14階 地下1階
敷地面積989.74㎡
建築面積782.39㎡
延べ面積8,801.80㎡
建築主富士ソフト
設計者大林組
工事施工者大林組
着工2021年5月
稼働開始2023年2月

ミヤコ地下街の5番出口を出て約60メートルと通勤にも便利な場所で、裏側には名古屋の台所である柳橋中央市場があります。

現地の様子(2023年2月)

南東側、名古屋高速名駅入口付近からの様子。自社ビルらしく最上部には社名が掲げられています。

このあたりの錦通の北側には高いビルがないので目立ちます。

エントランスの上部が湾曲した特徴的な外観です。

1階の店舗部分はテナントとして貸し出すと思われますがまだ入居者は決まっていないようです。どのようなお店が入るのでしょうか。

エントランス部分。天井部分は木目調になっています。

ビルは2月10日に稼働を開始しているので社員の方が出入りしていました。

やわらかい曲面的なデザインが特徴的です。

柳橋中央市場周辺は安くて美味いお店がたくさんありそうでランチに困ることもなさそうです。

近くではオフィスビルの建設がいくつか進んでいます。写真は西柳町交差点の南西角で建設中の「サンシャインメイエキ」ビル。名古屋では珍しいペンシルタイプの高層ビルです。この界隈では少しずつですがオフィスビルの集積が進んでいます。

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