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【千種ビル群】解体に向けた準備開始!跡地はタワーマンションや商業施設?

名古屋でも有数のビッグプロジェクトになるであろう「千種ビル群」の再開発がいよいよ動き出します!

地権者である積水ハウスは4月初旬から解体に向けた準備を進めています建通新聞は分譲マンションや商業施設など少なくとも2棟以上の建物が建つ見通しであると報じています

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タワーマンションや商業施設など2棟以上が建つ見込み

建通新聞によると、跡地に開発される分譲マンションはタワーマンションとして開発する予定で、富裕層向けや投資家向けなどさまざまな部屋タイプを設ける見通しとのことです。

また、敷地全体における建物の配置計画やそれぞれの規模、解体中の開発スケジュールなどは検討中としています。

写真では小さくて読み取れないのですが、解体工事のための道路占用の看板には発注者が「積水ハウス名古屋マンション事業部」と記載されています。積水ハウスのマンション部隊が動いているということで、建通新聞の記事を裏付けているのではないでしょうか。

当ブログでは、2022年3月に千種ビル群が再開発される可能性があることをお伝えしましたが、再開発の時期としては2020年代後半から2030年代にかけてと予想していました。思ったよりも早く動き出すことになり、2020年代のうちに完成する可能性もありそうです。

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現地では一部が仮囲いに覆われる。解体は鹿島建設が行う

いちばん手前に見えるビルは千種第2ビルです。このビルと東側にある千種第3ビルが先行して解体されるようです。

手前の建物は左側が千種第2ビル、右側は千種ビルです。奥に見えるのが千種ニュータワービル。現時点では千種第2ビルの地上部分のみが仮囲いで覆われています。

歩道上に駐輪スペースが設けられ狭くなっているところに仮囲いがせり出しているのでかなり通りにくくなっています。

解体は鹿島建設が行います。ということは再開発される建物も鹿島建設が施工する可能性が高く、設計はかなり進んでいるのではないでしょうか。

地下駐車場もあるので解体は大変そうです。地上では小型のショベルカーで樹木を伐採しているようです。

地下鉄東山線千種駅の2番出入口。敷地内にあるので解体工事が進んだ段階で閉鎖されるのではないでしょうか。

地下の部分も入れないようになっています。

地下鉄千種駅から千種ビル群への連絡通路もシャッターが下ろされており立ち入ることができなくなっています。

連絡通路は3月31日に閉鎖されました。

千種ビルに入るセブンイレブンは営業を続けています。建通新聞によると解体は1年程度で終わるとのことで、そう遠くない時期に閉店しそうです。

高さ85.6mの千種ニュータワービルの解体にも注目!

再開発される建物がどのようになるのか非常に楽しみなのですが、高さ85.6メートルの千種ニュータワービルの解体にも要注目です。

名古屋で超高層ビルが解体されるのはレアケースで、例としては丸の内2丁目の桜通沿いにあった東京海上日動ビル(旧タキヒヨー丸の内ビル・高さ86.8メートル)くらいではないでしょうか。

今後、解体の過程も追っていきたいと思います。

解体費用ですが、おそらく数十億円に及ぶのではないでしょうか。となると再開発自体も相当大きなプロジェクトになることが期待できます。もしかしたら、150メートルクラスのツインタワーなどもあるのかもしれません

計画の概要は遠からず明らかになるのではないでしょうか。楽しみですね。

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