名古屋市東区筒井1丁目のゴルフ練習場「葵ゴルフクラブ」が2023年8月31日をもって閉場しました。
希少な都心部の打ちっぱなしがなくなってしまい路頭に迷う？ゴルファーもいるかもしれません。跡地がどうなるのかも気になります。
56年にわたり地元の人々に親しまれる
葵ゴルフクラブは1967年（昭和42年）にオープンしました。距離は70ヤードと短いですが、気軽に行ける打ちっぱなしとして長年にわたり地元の人々に親しまれてきました。
東区の行政機関が集まる場所にあり、北隣は東区役所、交差点を挟んだ南側には東消防署、その南には東警察署があるほか、尾張徳川家の菩提寺である建中寺がすぐ東側にあります。
閉場の理由ですが、採算性の悪化などではなく、地主との契約が切れるためとのことです。
現地の様子（2023年9月）
東区役所南交差点より。緑色のネットは外され、かわりに防護シートで覆われています。
北西側からの様子。
葵ゴルフクラブの北側には東区役所があります。東区役所は愛知大学車道キャンパスに移転することが決まっており、場合によっては一体的な再開発になることも期待されるのですがどうなるのでしょうか。
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解体自体はそれほど時間がかからなさそうです。
名古屋市指定文化財の建中寺三門と解体中の葵ゴルフクラブです。
東区役所跡との一体開発にはならない？
さきほど移転予定の東区役所との一体的な再開発が期待されると書きましたが、地元ではスギ薬局が進出すると噂されているようです。
今回、土地の所有者までは調べていませんし、調べたからといって跡地がどうなるのかはわかりませんが、都心部の文教地区にある程度まとまった規模の土地が出現することになり、今後の利用方法が気になります。
新たな情報を入手次第追記します。