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【イオンモール土岐】2022年10月7日(金)にグランドオープンしたのでさっそく行ってみた!

2022年10月7日(金)岐阜県土岐市に大型ショッピングモール「イオンモール土岐」がグランドオープンしました。

“さあ、ココロはずむトキを”をコンセプトに、一日ゆったりと過ごせるテラス席を設けた芝生エリアをはじめ、温浴施設や大型エンターテインメント施設、話題のライフスタイル型ショップを導入し、幅広い世代が上質な「トキ」を体験できるエンターテインメントモールを標榜しています。

当ブログでは過去2回に渡り建設中の様子をお伝えしてきたこともあり、グランドオープン直後の10月8日(土)にさっそく見に行ってきたので現地の様子をお伝えします。

前回記事

「イオンモール土岐」の概要

土岐市を含む東濃地方は美濃焼の産地として有名で、その原料となる耐火粘土などの採掘を行う鉱山が点在しています。中山鉱山は昭和34年に土岐口財産区という特別地方公共団体により開山、耐火粘土などの採掘が行われてきましたが、2017年に鉱山の営業が終了、その跡地を活用するために建設されたのが「イオンモール土岐」です。

広域アクセスに優れた立地

「イオンモール土岐」は土岐市の西部、多治見市との市境に近い丘陵部に位置し、名古屋と長野を結ぶ国道19号から側道を入った背後に立地するとともに東海環状自動車道土岐南多治見ICに近いことから広域的なアクセスに優れた場所にあります。

また、南東側約1kmの場所には三菱地所系のアウトレットモール「土岐プレミアム・アウトレット」も立地しており相乗効果も期待されます。

約20.3万平方メートルの敷地に地上2階建て、延べ床面積約7.2万平方メートルのモールが建設され、約140の専門店が入り、駐車台数は約3,600台です。

名称イオンモール土岐
所在地岐阜県土岐市土岐津町土岐口1372番地の1
敷地面積約203,000㎡
延床面積約72,000㎡
総賃貸面積約49,000㎡
建物構造鉄骨造地上2階建
駐車台数/駐輪台数約3,600台/約400台
設計・施工鹿島建設
開店日2022年10月7日(金)グランドオープン
休業日年中無休
従業員数約1,600名(うち、イオンスタイル土岐 約200名)
基本商圏車30分圏・10~12km圏内・約11万世帯・約35万人

専門店は約140店舗、外部棟が充実!

「イオンモール土岐」の核店舗は東濃エリア初のイオンとなる「イオンスタイル土岐」です。スーパーマーケットやドラッグ売場とベビー・キッズの専門店「キッズリパブリック」を展開します。

サブ核店舗としてH&M、スポーツオーソリティ アウトドアステージ、GU、MIRAINO、Joshinが出店します。このうちMIRAINOはカプコンが運営する最新のアミューズメントを取りそろえた施設です。

また、約20.3万平方メートルという広大な敷地を活かし、外部棟が充実しているのが特長で、温浴施設やゴーカートサーキット場、中古車販売店に住宅展示場などバラエティに富んでいます。

出典:イオンモール土岐公式ホームページ

駐車場マップと外部店舗の配置図です。

グランドオープン翌日 10月8日(土)午前中の様子

助手席の同行者が撮影。他の車内からの写真も同様。

この日は長野方面に行くつもりで「イオンモール土岐」は帰りに寄ろうと思っていたのですが、午後からは混みそうなので急遽予定を変え、土岐インターで中央自動車道を下り、国道19号を西に走ります。

案内があるので側道に入ります。

時刻は9時前。すんなりと入れそうです。

どの駐車スペースも「空」の表示です。とりあえず車を停めて、まずは外部から様子を見ることにします。

国道19号沿いに立つ自立看板。よく目立ちます。まだこの時点では国道に渋滞は見られません。

モール棟南東側の駐車場Dからの様子。

路線バスも運行されています。運行は東鉄バスで、「土岐西部丘陵線」という従来の「土岐プレミアムアウトレット線」をイオンモール土岐まで延伸し、名称を変更した路線のほか、「多治見=イオンモール土岐線」という路線が新たに運行を開始しています。

南西側からの様子。誘導用の資材を置くのかテントが張られています。

北側から。駐車場D・Eはこの時間はまだガラガラです。後述しますが、シネコンが増棟されるとしたら駐車場D・Eのどこかになるのでしょうか。

手前の2車線の道路は、温浴施設「とき温泉KAMABA」最寄りの駐車場Fへの誘導路。温浴施設は一段高い場所にあります。誘導路の奥はゴーカートサーキット場の「Amazing Kart ISK」です。

駐車場Fから温浴施設「とき温泉KAMABA」を望みます。

外周路から敷地全体を見下ろします。敷地を半周歩いて回りましたが疲れたので戻ります。

いつの間にか車がかなり増えてきました。

住宅展示場の「ハウジングパーク」です。モデルハウスが12棟建てられています。

ガソリンスタンド「サンビーナス土岐SS」です。会員価格ですがレギュラーリッター149円は安いです。ここへ来る前に名古屋でリッター164円で満タンに給油してしまったことを激しく後悔しました。

大型SUV専門店の「グッドスピードMEGA SUV」です。現行型ハリアーの中古車がたくさん並んでいますが、軒並み400万円台。値落ちするどころか、むしろ上がっているのかもしれません。

「グッドスピードMEGA SUV」では、大型バイク「ハーレーダビッドソン」も扱いますが、まだオープンしていないようでした。

約800m²の天然芝広場と、人工芝広場を含む約600m²のイベントスペースからなる「TOKINIWA」です。その「TOKINIWA」を望むテラス席ゾーンが「TOKINIWA TERRACE」です。1階レストラン街「TOKINIWA DINING」と2階フードコート「FOOD FOREST」にそれぞれ設けられています。

ペットも同伴できる屋外のテーブル席も設けられています。

ローカル番組で取り上げるのかテレビクルーの姿も見かけました。

小型のカートのようなロボット?が走っていました。まだ新人(新機?)のためか初心者マークを付けていました。

「土岐プレミアム・アウトレット」にも足を延ばしてみました。まだ早い時間だったためか、それほど混んでいませんでした。

なお、今回は店内の取材はできませんでした。実はワンコを連れていっていたので1時間くらいペットショップに併設されているであろうペットホテルに1時間くらい預かってもらって店内を見てまわろうと思っていたのですが、ペットの預かりサービスは10月17日からとのことだったので店内の取材は断念しました。あらためて来ようと思います。

シネコンの出店要望は根強いが…

岐阜県東濃地方にはシネコンなどの映画館がなく、「イオンモール土岐」のオープンにあたっては、シネコンの出店が強く期待されました。

しかしふたを開けてみたら、残念ながらシネコンの出店はなし。SNSなどでは落胆の声が広がっています。

しかし、「イオンモール土岐」とほぼ敷地面積がほぼ同規模(約20.2万平方メートル)で店舗数も近い(159店舗)、愛知県常滑市の「イオンモール常滑」では、2015年12月のオープンから約1年半経った2017年7月にシネコンである「イオンシネマ常滑」が出店したという例があります。

イオンサイドとしてもシネコンの出店を要望する声が大きいことは認識しているものと思われます。まずは、オープン後の客入りなどを見極めたうえで検討が進められるのかもしれません。今後に期待しましょう。

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