セキスイハイム東海が名古屋市中区栄1丁目で建設を進めてきた地上29階建て、高さ99.20メートル、総戸数175戸のタワーマンション「タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見」が2023年1月に竣工、3月下旬に入居が始まります。
前回の投稿は2022年7月でしたので8か月ぶりの取材となります。
前回記事
「タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見」の概要
名駅と栄の中間にあるきわめて利便性の高い立地です。近隣には白川公園もあり、大須方面へのアクセスも良好です。
配置図です。都心部のタワーマンションですが、敷地内には113台分の駐車場が設けられています。また、庇つきの車寄せやプライベートエントランスなど高級マンションにふさわしい動線設計がなされています。
「タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見」の概要は以下のとおりです。鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造、地上29階、高さ99.20メートルの超高層タワーマンションです。
物件名 | タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見 |
所在地 | 名古屋市中区栄一丁目1211番1 |
交通 | 名古屋市営地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩3分 |
敷地面積 | 2,083.43m²(登記記録面積) 2,075.51m²(建築確認の対象面積) |
建築面積 | 1,032.70m² |
延床面積 | 20,862.51m² |
高さ | 99.20m |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造、地上29階、免震構造 |
総戸数 | 175戸 |
竣工時期 | 2023年1月上旬 |
入居時期 | 2023年3月下旬(予定) |
事業主 | セキスイハイム東海株式会社 |
設計・監理 | 株式会社淺沼組名古屋支店建築事務所 |
施工 | 株式会社淺沼組名古屋支店 |
現地の様子(2023年3月)
少し離れた伏見通の袋町歩道橋からの様子。「グランドメゾン御園座タワー」の奥に「タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見」が見えます。
単体で見ても周辺のビルから頭一つ抜け出ていて存在感があります。
正面から見るとかなりスリムです。
低層部には高さ約6.8メートルの吹き抜けのあるグランドラウンジなどが設けられます。
伏見通沿いに2つのタワーマンションがそびえます。
エントランス付近は落ち着きのあるデザインとなっています。
新型プリウスの後ろに昇降横行式の機械式駐車場が見えます。
建物内は今のところ土足禁止のようです。 西側の御園通沿いに90台収容のエレベーターパーキングが設けられています。
ほぼ完売で竣工したが、キャンセル住戸が発生!
前回の記事で、「タワー・ザ・ファースト名古屋 伏見」の売れゆきが今後の名古屋のマンション市場を占う試金石と書きましたが、ほぼ完売で竣工を迎えたようです。
今回の記事の投稿時点ではキャンセル住戸が1戸出ているようです。24階の2LDK、68.00平方メートル住戸で7,940万円とのこと。坪単価は約386万円です。
セキスイハイム東海は「ザ・ファインタワー久屋大通」や新今池ビル跡地「(仮称)名古屋市千種区内山3丁目PRJ」など名古屋で積極攻勢に打って出ています。 今後も引き続きこれらのマンションの建設状況を追っていきたいと思います。