展望台探訪

【展望台探訪①】渋谷スクランブルスクエアの屋外展望台「SHIBUYA SKY」は開放感がすごい!

当ブログの読者の方は旅行などで他の都市を訪れたら必ずビルやタワーの展望台に登るという方も少なくないのではないでしょうか。

当ブログの管理人RINTAもそのひとりです。

これまで、国内はもとより海外でも訪れた都市の展望台を巡ってきたのですが、あまり公表する機会もありませんでした。

せっかくなので展望台を巡った様子を新企画【展望台探訪】としてお伝えしていきたいと思います。第一弾は東京の渋谷スクランブルスクエアにある屋外展望施設「SHIBUYA SKY」です。

渋谷スクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY」とは?

まず、「SHIBUYA SKY」がある超高層ビル渋谷スクランブルスクエアについて触れてみましょう。

渋谷スクランブルスクエアは、東急・JR東日本、東京メトロの3社が共同開発した複合施設型超高層ビルです。1日の乗降客数が約330万人と世界でも有数のターミナルである渋谷駅に直結しています。

東棟・中央棟・西棟の3棟に分かれていますが、現在は東棟のみ完成しており、東急百貨店東横店跡地およびJRの線路上に建てられる中央棟と西棟は2027年の完成予定です。

東棟は2019年8月に竣工、同年11月に開業しました。高さは約229メートルで、それまで渋谷でもっとも高かったセルリアンタワー(高さ184メートル)を抜いて、渋谷一の高さを誇っています。

展望施設である「SHIBUYA SKY」は、14階〜45階の移行空間「SKY GATE」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」、屋上展望空間「SKY STAGE」の3つのゾーンで構成されています。

入場料は以下のとおりです。

区分窓口料金WEB料金
大人2,500円2,200円
中学生・高校生2,000円1,700円
小学生1,200円1,000円
幼児(3-5歳)700円600円

このほか、ルーフトップバーのソファ席とSHIBUYA SKY入場チケット・各種ドリンクとスナックがセットになったチケット(4,900円or5,900円、2名以上から購入可)や年間パスポート(新規7,500円/年、更新6,500円/年)があります。

ただし、年間パスポートは販売予定数に達したため、現在新規販売は一時停止中です。

渋谷上空229m、屋外からの圧巻の展望!

14階のチケット売り場でチケットを購入します。いちおう時間指定になっていますが、混んでいなければそのまま入れます。

渋谷スクランブルスクエアより先輩(2012年に開業)の渋谷ヒカリエと明治通りを挟んで対峙しています。

大改造が行われている渋谷駅やスクランブル交差点などの景色が眼下に広がります。

訪問した日は、ほぼ待たずにシャトルエレベーターに乗り込むことができました。

屋上展望空間「SKY STAGE」には鞄などの手荷物を持ち込めないのでコインロッカーに預けてエスカレーターに乗ります。

「SKY STAGE」にやってきました。やはり屋根がないと開放感があります。こういった屋外展望台で思い浮かべるのは大阪の梅田スカイビルの展望台ですが、国内では意外と少ないかもしれませんね。

ここからは展望台の景色の写真です。まずは新宿方面。NHKニュースのオープニング映像で見覚えのある景色ですね。

手前の超高層ビルは渋谷ヒカリエで、写真右側を上下に貫く道路は首都高速3号渋谷線です。六本木から霞が関、丸の内や大手町方面を遠望しています。「SHIBUYA SKY」からは東京都心部の全景が見渡せますが、際立ったスカイラインの高さです。

六本木から丸の内・大手町方面のアップです。東京タワーの左側、六本木ヒルズ森タワーの奥に建つひときわ高いビルが「麻布台ヒルズ森JPタワー」です。高さは325メートルで2023年6月末(予定)に竣工すれば日本一高い超高層ビルとなります。

300メートルを超えるスーパートールと呼ばれる超高層ビルは国内では、大阪の「あべのハルカス」に続いて2棟目となります。2027年には「Torch Tower」(高さ390メートル)の完成を控えており、日本でもようやくスーパートールが建ち並ぶ?時代となります。

代々木方面を望みます。国立競技場の大きさが際立っています。

恵比寿方面を望みます。手前の左側の超高層ビルはgoogleが入居する「渋谷ストリーム」(高さ約180メートル)、右側のビルは2023年11月竣工予定の「渋谷サクラステージSHIBUYAタワー」(高さ約179メートル)です。

品川・湾岸方面を望みます。こちらも超高層ビルのスカイラインが形成されていますが、ほぼ均等の高さであることがわかります。

写真左側のタワーマンションは中目黒に建つ地上45階建て、高さ164メートルの「中目黒アトラスタワー」です。写真右上には武蔵小杉のタワーマンション群、中央部には横浜ランドマークタワーが写っています。

ガラスウォールの多い渋谷の超高層ビルのなかで、セルリアンタワーの落ち着いた意匠は今でも目を引きます。

上空から渋谷スクランブル交差点を見下ろすと某大佐のセリフが浮かんできます。「はは、見ろ!人がゴ●のようだ!」

外国人と日本人の割合は7:3くらいか

屋上展望空間「SKY STAGE」は至るところが“映え”スポットとなっています。

ヘリポートもです。

外国人観光客が多いのも非常に印象的でした。割合でいくと外国人と日本人の割合は7:3くらいに感じました。

このソファはルーフトップバーのソファ席で有料席です。

眼下の景色だけではなく、ビルのこういった設備も間近で見られるのもビルの展望台のおもしろいところです。

ガラス張りのエスカレーターはなんだか吸い込まれるようで、だめな人はだめかもしれませんね。

46階には屋内の展望回廊「SKY GALLERY」があり、悪天候で眺望が望めないときでも映像で眺望を楽しめるようになっています。

「SHIBUYA SKY」を辞したあと、用事を済ませ渋谷駅に戻ってきたら夜になっていました。22時半まで営業(最終入場は21時20分)しているので、夜景スポットとしてもよさそうですね。

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