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【栄広場再開発・(仮称)錦三丁目25番街区計画】準備工事が進行中!現在の状況・2022年8月

「(仮称)錦三丁目25番街区計画」は名古屋市中区錦3丁目の「栄広場」(栄角地)跡地で計画されている再開発計画で、三菱地所など5社が地上41階、高さ211.7メートルの超高層複合ビルを建設します。

ホテルについて米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテル&リゾーツ」が進出するほか、「TOHOシネマズ」(シネコン)や「パルコ」による高級商業施設が出店します。

2026年3月の竣工を目指し、2022年7月に工事が始まって1か月が経過しました。現在の状況をお伝えします。

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建設地の南東側、広小路通と久屋大通西側の交差点付近からの様子。躯体が成長すればいずれ覆い隠されることになるトップカメラのビル上の看板、そしてその横には栄広場の晩年、別名の由来となったドン・キホーテが見えます。

東側からの様子。工事車両の出入り口が東側と北側に設けられています。

背後にはまもなく最上部に達しようとしている中日ビルの姿が。中日ビルがそうであったように「(仮称)錦三丁目25番街区計画」も躯体が伸び始めたら成長は速いのかもしれません。

「建築基準法に基づく建築許可に係る意見の聴取会についてのお知らせ」が掲示されていました。計画地の用途地域は「商業地域」ですが、おそらく非常用の自家発電装置に使う燃料の貯蔵量が「商業地域」で認められている量を超えるため、例外措置として建築許可を得る前提として利害関係者(近隣の地権者など)に意見を聞きなさい、というものです。

スカイルからの様子。この場所は建設工事の進み具合を観察するのに絶好の定点観測ポイントになりそうです。

アップにしてみます。栄広場があった部分から赤茶けた色のガラのようなものが出ているようです。

出典:三菱地所 プレスリリース  「(仮称)錦三丁目25番街区計画」着工

ビルの完成後は地下からも直結するようになります。現在の様子を確認しておきましょう。地下からの出入口は3箇所設けられる予定です。

まず、東山線の西改札口を出て向かって左側にある地下鉄栄駅の7番出口です。ビルの地下1階に直結します。

名城線の改札から近い場所にもビルの地下1階への出入口が設けられます。現在はいかにも地下通路然として殺風景な感じですが、ビルの完成時には見違えるようになるのでしょう。

クリスタル広場からもビルの地下2階に通じる出入口が設けられます。

おそらく当ブログでリニア中央新幹線と並んでもっともお伝えする回数が多くなりそうなのが、この「(仮称)錦三丁目25番街区計画」です。 まだ建築基準法上の手続きを進めている段階のようで本格的に工事が始まるのはもう少し先になりそうですが、つぶさに状況をお伝えしていきます。

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