港区

2022年10月オープン!【ポートメッセなごや・新第1展示館&コンベンション施設】現在の状況・2022年6月

名古屋市港区の金城ふ頭にある展示施設「名古屋市国際展示場」(通称:ポートメッセなごや)で新たな施設となる新第1展示館とコンベンション施設の整備が進められており2022年10月にオープンします。

「ポートメッセなごや・新第1展示館&コンベンション施設」の概要

まずポートメッセなごやのある金城ふ頭について見てみましょう。

金城ふ頭はもともと名古屋港発のコンテナターミナルとして整備されたふ頭ですが、2009年にコンテナ機能は廃止され、現在は複数の自動車メーカーによる世界各地への完成自動車の輸出拠点となっているほか、産業機械の輸出や工業用機械の輸入などが盛んに行われています。

併せ、1973年にポートメッセなごやが開業、その後、伊勢湾岸自動車道の名港中央インターやあおなみ線金城ふ頭駅が整備されたことによりアクセスが劇的に向上、名古屋臨海エリアの観光拠点として開発が進み、リニア鉄道館やレゴランド・ジャパンなど全国的に有名な観光施設が立地しています。

ポートメッセなごやはドーム型の第1展示館(総面積13,870㎡、1973年開業)、長方形の第2展示館(総面積6,576㎡、1987年開業)、第3展示館(13,500㎡、1993年開業)および交流センター、イベント館という5棟の建物で構成される展示施設です。

このうち、第1展示館について老朽化が進んだことから再整備が検討され、2018年にPFI事業により再整備を行う企業グループとして竹中工務店グループが選定、約2万平方メートルの無柱空間を有し様々なイベントに対応可能な新第1展示館と新旧の展示施設の結節点に約1,300平方メートルの会議施設などを有するコンベンション施設の2施設の建設が進められています。

現地の様子(2022年6月)

あおなみ線金城ふ頭駅を出たところの歩道橋から新第1展示館を望みます。そういえば、4年ほど前に名古屋市があおなみ線の中部国際空港への延伸を検討していると報じられたことがありましたが、当の名古屋市が造る施設が延伸部分をふさいでしまっています。こうしたことを踏まえると延伸実現の可能性はきわめて低いといえそうです。

新第1展示館へと続く歩行者通路からの様子。旧第1展示館と比べると金城ふ頭駅からのアクセスが大幅に向上しました。

西側からみた新第1展示館の全景。なめらかなウェーブが特徴的です。

東側からの様子。搬入口などが設けられた“裏側”にあたることからシンプルな意匠です。

施設名の表示板。

1階部分のエントランス。

北東側からコンベンション施設を望みます。

コンベンション施設の1階はピロティ形式の多目的スペースになっています。

南側の金城ふ頭中央緑地からコンベンション施設を望みます。こちら側から見ると屋根が多角形の複雑な形状をしているのがわかります。

南西側からの様子。こちらも屋根の形状が異なります。

新第1展示館とコンベンション施設との間には歩行者通路が架けられています。

駅からのアクセスについて確認しておきましょう。あおなみ線金城ふ頭駅の改札を出たところの様子です。新第1展示館へはまっすぐ進みます。

新第1展示館の2階エントランスへと続く歩行者通路が構築されています。

通路の半分程度は地上へ下りるエスカレーターと階段に割かれていて2階エントランスへ続く通路はやや狭くなっています。歩行者の動線を二手に分けるため敢えてそうしているのでしょうか?

既存施設についても見ておきましょう。写真上が2号館、下が3号館です。いずれも近い将来建替えの構想があるようです。

旧第1展示場です。取り壊されたのち、レゴランド・ジャパンの拡張用地となります。

そのレゴランド・ジャパンです。取材日は日曜日だったので親子連れを中心にまあまあ賑わっていました。

レゴランド・ジャパンとの相乗効果を期待して開発された複合商業施設のメイカーズピア。大道芸人が出て賑わっている場所もあります。

が、少し外れると空き店舗があり閑古鳥が鳴いている場所も。厳しい状況が続いているようですが、新第1展示館とコンベンション施設のオープンやコロナ禍からの脱却により少しでも盛り返せばよいのですが…。

ささしまライブからみなとアクルスやガーデンふ頭を経て金城ふ頭を結ぶ「クルーズ名古屋」という水上バスも運航されています。

車社会の名古屋では金城ふ頭エリアに車で来る人も多く(私もこの日の取材は車で行きました)、巨大な駐車場が整備されています。写真は「名古屋市営金城ふ頭駐車場」です。5,000台以上駐車可能な巨大駐車場です。

駐車場を出てすぐに高速に入れるのもポイントが高いです。ただ、大規模イベントの開催日は高速入口が非常に混むので一般道を迂回してほしいとのことでした。

10月のオープン時には小田和正のコンサートも!

新第1展示館のオープン直後の2022年10月8日(土)、9日(日)には同施設のこけら落とし公演として小田和正の全国ツアー「明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022『こんど、君と』」が開催されます。小田和正にとって3年ぶりとなる全国アリーナツアーということなので盛り上がりそうですね。

また、2022年12月24日(土)、25日(日)にはロックバンドSUPER BEAVERのアリーナツアー「都会のラクダSP 〜東京ラクダストーリービヨンド〜」も新第1展示館で行われます。SUPER BEAVERのこのアリーナツアーは4都市8公演行われ、他都市では横浜アリーナや大阪城ホール、有明アリーナなど錚々たる会場で行われます。

新第1展示館で行われるこれらの公演が成功裏に終われば、名古屋の新しいアリーナクラスのコンサート・ライブ会場として日本ガイシホールと比肩する存在となる可能性も秘めています

-港区