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【みなとアクルス】ライブハウス型ホールPORTBASEが着工!

名古屋市港区の「みなとアクルス」で2025年3月の開業を目指し、ライブハウスライブハウス型ホール「PORTBASE」の建設が始まりました。

みなとアクルスのまちづくりは第Ⅱ期に入っており、「PORTBASE」のほか、プロバスケットボール「ファイティングイーグルス名古屋」(FE名古屋)のホームコートとなる新アリーナも2026年秋に開業します。

現在の状況を見てみましょう。

前回記事

ライブハウス型ホール「PORTBASE」の概要

ライブハウス型ホール「PORTBASE」を開発・運営するのは合同会社ポートベイスという会社です。

出資者は大手芸能事務所のアミューズ、CBC・東海テレビ・名古屋テレビ・中京テレビ・テレビ愛知の在名民放テレビ局5社、チケットぴあ名古屋、コンサートホールZeepを運営する「Zeepホールネットワーク」を有するソニー・ミュージックエンターテイメント、イベントプロモーターのサンデーフォークプロモーションの9社です。

「PORTBASE」は、みなとアクルス中央部のオーバルガーデンの西側に設けられます。地下鉄名港線の港区役所駅からキャナルウォークを通ってアプローチする形になるようです。

メインファサード(夜景)です。上方に向かって鋭角のロビーが特徴的ですね。また、奥に四角形の建物が描かれていますが、これはFE名古屋の新アリーナと思われます。

入場口とロビーを正面から見たパース。例えば、ららぽーとのレストラン街の営業時間をライブ開催時には延長するなどすれば、相乗効果も発揮できるのではないでしょうか。

フロアマップです。ドリンクカウンターがあるのがライブハウスっぽいですよね。男女別のトイレや多目的トイレが複数設けられているほか授乳室もあります。

客席図面です。座席だと1000席強なので、名古屋にはもう一回り大きなホールもあと一つか二つくらいほしいところです。

現地の状況(2023年10月)

PORTBASEの建設地を含む部分は仮囲いで囲われています。

内部の様子を伺えるところがありました。ほとんどの部分が草ぼうぼうのままです。

車輛の出入りはもともとあった西側の出入口が使われています。

ららぽーと名古屋みなとアクルス「みどりの大広場」より。写真中央よりやや右側にクレーンが見えます。

これです。

ちなみにですが、みどりの大広場には屋外型のスピーカーが設置されています。BOSE製です。

地下鉄名港線港区役所駅からのアプローチ路。PORTBASEの開業時には導線がわかりやすくリニューアルされるのでしょうか。

アプローチ路はJR貨物名古屋港線の線路下をくぐってPORTBASEに至ります。同線は廃止されることが決まっており、線路が撤去されるのかも気になります。

名古屋港線があるため設けられたアンダーパスも必要なくなります。線路は使われなくなりますが、なんとか活用方法はないものでしょうか。

Nゾーンといわれるゾーンのうち名古屋港線西側は、暫定駐車場として利用されていましたが、一部が仮囲いで囲まれアスファルトをはがす作業が行われています。Nゾーンの「N」は“ネクストライフ”の意で、この場所で新たに大規模マンションの建設が始まるのでしょうか。気になります。

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