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【仮称・N3-5計画】アネックスビルの解体はほぼ完了、新ビルは10月着工!

地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅すぐ、セントラルパーク地下街に直結の商業ビル「セントラルパークアネックス」(アネックスビル)の解体工事が佳境を迎えています

建物はほとんど取り壊され、ビルの谷間に広大な更地が出現しています。2024年10月には三菱地所が「(仮称)N3-5計画」として地上13階・地下1階建て、高さ59.7メートルの事務所・店舗ビルを着工予定です。

現在の状況を取材しました。

まさかの三菱地所が登場!

現在解体中の「セントラルパークアネックス」(アネックスビル)は、セントラルパーク地下街直結の商業ビルとして1986年に開業しました。東急ハンズ(現 ハンズ)が中部地区に初出店し、当時大きな話題となったそうです。

しかし、ビルの老朽化や売り上げの低迷により2021年10月に閉館しました。その後、2023年5月に隣接の「桜錦ビル」と一体として解体工事が開始されています。

当ブログでは、解体工事が始まるタイミングの2023年5月にアップした記事で、土地の共有持分を持つ三交不動産主導で低層階は商業施設、上層階はオフィスやホテルが建つのではないかと予想していましたが、まさか三菱地所が登場するとは思ってもみませんでした。

前回記事

三菱地所といえば、栄広場(栄角地)跡地で建設が進む「ザ・ランドマーク栄」でも主導的な役割を果たしており、同社は名駅だけではなく、栄地区にもかなり重点を置いていることが伺えます。

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現地に掲出された建築計画の概要です。問い合わせ先に矢作建設工業の名前があり、おそらく施工は同社になるのではないでしょうか。

現地の様子(2024年8月)

RAYARD Hisaya-odori Parkより。三井不動産のなわばり?に三菱地所が挑みます。

ビルの谷間にぽっかりと穴が開いたようです。

新ビルの高さは59.794メートルです。立地が立地だけにせめて80メートル級、できれば100メートル級になってほしかったのですが、様々な事情によりこの高さになったのでしょう。

旧ビルが曲線を用いた特徴的な外観だっただけに新ビルがどのようなデザインになるのかも気になります。

中部電力 MIRAI TOWERや中日ビル、建設中の「ザ・ランドマーク栄」と「(仮称)N3-5計画」の建設予定地です。

写真左端の「名古屋パナソニックビル」は隣接の「トヨタホーム栄ビル」と一体再開発されることが報じられていますが、続報が待たれます。

協力に感謝するメッセージとともに姿見?が設置されています。

地下でも何らかの作業が行われているのか警備員らしき人が立っていました。

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