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【第2名古屋三交ビル】巨大な躯体が出現!周辺でも動きあり!

「第2名古屋三交ビル」は三交不動産が名古屋市中村区名駅3丁目で建設中の地上14階・地下1階建て、高さ59.95メートル、延床面積約21,000平方メートルのオフィス・店舗ビルです。

開業予定は2024年春で、2023年2月時点では鉄骨建方工事が進められており巨大な躯体が構築中で迫力を増しつつあります。

「第2名古屋三交ビル」の概要

事業主である三交不動産は名駅周辺で積極的に事業を展開しており、2020年には「名古屋三交ビル建替え計画」として「三交インGrande名古屋」などが入る「名古屋三交ビル」をオープンさせたほか、名古屋駅の西側でもビジネスホテル跡地に「(仮称)名古屋市中村区椿町ビル」計画を進めています。

「第2名古屋三交ビル」は「名古屋三交ビル」に続く名古屋駅東側でのプロジェクトで三交不動産のパーキングビルや結婚式場の跡地に建設されます。

「第2名古屋三交ビル」の概要は以下のとおりです。

名称第2名古屋三交ビル
所在地名古屋市中村区名駅3丁目1905番地
交通「名古屋」駅徒歩7分、「国際センター」駅(1番出入口)徒歩3分
用途事務所、店舗、駐車場
構造鉄骨造
高さ59.95m
階数・棟数地上14階 地下1階 2棟
敷地面積2,744.85㎡
建築面積1,626.98㎡
延べ面積21,001.73㎡
建築主三交不動産株式会社
設計者株式会社竹中工務店 名古屋一級建築士事務所
工事施工者株式会社竹中工務店 名古屋支店
竣工2024年1月末予定
開業2024年春予定

ビルのパースです。前回お伝えした同じく三交不動産が近鉄四日市駅前で進める「(仮称)三交四日市駅前ビル」と比べるとコンサバな印象を受けます。省エネ面ではCASBEEの最高位Sランクを取得し、ZEB Orientedを認証取得予定であるなど最先端のスペックを誇ります。

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ビル内には3層を貫く広場状内部空間が設けられます。ビル勤務者のポケットパークになるほか、大規模地震時は名古屋市の一時退避施設としての機能を果たす予定です。

断面図です。喫煙コーナーが屋上に設けられているのが特徴的です。また、別棟でタワーパーキングが設けられます。

現地の様子(2023年2月)

北東側からの様子。いつの間にか大きな躯体が出現しており少しびっくりしました。

これからぐんぐん高さを増していきそうです。

トレーラーから鉄骨を直接クレーンで吊り上げています。

北西側からの様子。

南西側からの様子。他の方向と形状がすこし違います。

こちらがわに3層を貫く広場状内部空間が設けられます。

周辺でも動きあり

「第2名古屋三交ビル」の周辺でも複数の中小ビルの開発が進んでいます。

野村不動産が建築主、大和ハウス工業が設計・施工の「(仮称)名駅三丁目プロジェクト」も躯体が出現しました。野村不動産の飲食ビルブランドである「GEMS(ジェムズ)」になるものと思われます。

その斜め向かいの街区でも3つの計画が進行中です。

いちばん北側が「アルティメイト名駅2nd」というオフィスビルで地上9階建て・高さ44.16メートル、延床面積4,798.15平方メートルのオフィス・店舗ビルが建設される予定です。

その南隣に建設予定なのが「名古屋・大井電装ビル」です。地上10階建て・高さ42.30平方メートル、延床面積2,287.69平方メートルのオフィス・飲食店舗ビルとなる予定です。

ただ、「アルティメイト名駅2nd」と「名古屋・大井電装ビル」ですが、敷地の形状がよくわからず、どのように建てられるのかはよくわかりません。躯体が出現するのはもう少し先だと思われますが、今後もたまに動きを追っていきたいと思います。

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