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【旧第三銀行名古屋支店】(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ・現在の建設状況2022年8月

「(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ」は、旧第三銀行(現三十三銀行)名古屋支店跡地で大和ハウス工業が設計・施工する地上13階・地下1階建て、高さ59.10メートルのオフィスビルの建設計画です。

2021年12月に着工、2022年8月下旬時点で鉄骨の一部が組み上げられ、今後建方工事が本格化するものと思われます。

「(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ」の概要

「(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ」の建設地は、桜通沿い、堀川に架かる桜橋の西側に立地しています。地下鉄桜通線の国際センター駅3番出口から徒歩約3分と利便性の高い場所にあります。

この場所には以前、旧第三銀行の名古屋支店が建っていました。もともとは旧東海銀行(現三菱UFJ銀行)から1971年に購入したものです。

第三銀行と三重銀行との合併に伴う支店の統廃合により名古屋支店は移転、親会社である三十三フィナンシャルグループが名古屋支店の土地・建物を大和ハウス工業に売却しました。

大和ハウス工業は旧銀行店舗を解体、その跡地で進められているのが「(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ」です。鉄骨造地上13階・地下1階建て、高さ59.10メートルのオフィスビルが建設されます。

名称(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ
敷地の地名地番名古屋市中区名駅5丁目201、202、203
用途事務所
構造鉄骨造
高さ59.10m
階数地上13階 地下1階
敷地面積1,788.19㎡
建築面積1,397.50㎡
延べ面積17,181.04㎡
建築主大和ハウス工業
設計者・工事施工者大和ハウス工業
着工2021年12月
竣工2023年8月(予定)

現地の様子(2022年8月)

国際センター駅までは地下街(ユニモール)が通じているため、地下鉄に乗らずとも名古屋駅から余裕で歩いてこられます。地上に出て少し歩くとタワークレーンが見えてきます。

建設地北西側からの様子。四方を道路に囲まれた絶好の立地です。

北東側からの様子。西側には国際センタービルや名駅のビル群がそびえます。

西側の道路からの様子。ずっと動きがなく記事にしていなかったのですが、鉄骨が組まれ始め今回ようやく記事にしました。

南東側からの様子。こちら側は以前、焼き肉店が建っていましたが、第三銀行の敷地と同じタイミングで大和ハウス工業が買収したものと思われます。

建設地内部の様子が見渡せる場所がありました。整然とした現場です。

正式なビル名はまだ公表されていません。

当面は躯体工事が続くものと思われます。

東方には「(仮称)名古屋丸の内一丁目計画(名古屋フコク生命ビル跡地)」の建設現場も。あちらはタワークレーンがトリプルでしたね。

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5月に撮影した建築計画の概要です。

こちらは同じく大和ハウス工業が設計・施工した「丸の内Oneビルディング」です。中区丸の内1丁目の滋賀銀行名古屋支店跡地に建設されました。階数こそ12階建てですが、敷地面積や延べ床面積は「(仮称)名古屋市中村区名駅5丁目PJ」と類似しています。 意匠も似たような感じになるのか気になるところです。また、ビル名もこちらを踏襲するのであれば「名駅5丁目 Oneビルディング」となったりするのでしょうか?

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