ヘアカラー製品などを手がける頭髪化粧品メーカーであるホーユーが名古屋市東区の徳川美術館南側で「ヘアカラーミュージアム」という展示施設を建設しています。建物は上棟しており、内装工事や外構工事を経て9月ごろに完成する模様です。
前回記事 ホーユーが徳川美術館南側に【ヘアカラーミュージアム】を建設中!(2021年10月)
ホーユーは名古屋市東区に本社を置く頭髪化粧品メーカーです。創業は1905年(明治38年)で100年以上の歴史を有します。同社は非上場企業であり代々創業家出身者が社長を務めてきましたが、2022年1月に創業家以外の出身者が初めて社長に就任しています。
テレビなどで頻繁にCMを流しているため一般的な知名度は高く、ヘアカラー製品のシェアは40パーセントと国内トップを誇ります。またM&Aにも積極的で2009年には旧カネボウの日用品や医薬品、食品事業を継承したクラシエグループを買収しています。
そのホーユーが建設しているのがヘアカラーミュージアムです。
建設されているのは尾張徳川家の武家屋敷跡である徳川園の南側の閑静な住宅街の一角です。
徳川園の敷地内には日本有数の刀剣の収蔵数を誇る徳川美術館が立地し、名古屋の観光スポットのひとつになっています。
北東側からみた建設地の様子です。鉄骨造3階建ての建物はすでに上棟しており現在は内装工事が行われています。
金属製のパネルで覆われた意匠です。施工は鹿島建設が担当しています。スーパーゼネコンが施工する建物としてはかなり小規模だと思われますが、このあたりは建築主であるホーユーとの関係性などがあるのかもしれません。
現時点で建築主であるホーユーからはアナウンスは行われておらず、「ヘアカラーミュージアム」とグーグル検索すると当ブログの2021年10月の記事や博物館建設を伝える中部経済新聞の2021年8月の記事が上位に表示されるくらいであり、現時点で詳細は明らかになっていません。
9月ごろに完成ということなので、間もなくなんらかの情報が明らかになるのではないでしょうか。
そういえば管理人のRINTAも仕事のストレスからか歳のせいからか、少しだけ髪の毛に白いものが混じるようになってきました。今まで髪を染めたことはないのですが、ヘアカラーミュージアムでは毛染め体験とかしてくれるのでしょうか。
いずれにしても、徳川園や徳川美術館などと相乗効果を発揮するオモロイ施設になることを期待したいと思います!