千種区今池5丁目にあった「イオン今池店」の跡地利用の方向性が見えてきました。
敷地は2分割され、東側は東急不動産などが20階建ての分譲マンションを建設、西側については、計画はまだ発表されていませんが、イオンのなんらかの商業施設になる可能性が高そうです。
「イオン今池店」の跡地は2つに分割、別々の開発に?
「イオン今池店」は、1969年11月に「ダイエー今池店」として開業し、54年にわたって営業を続けてきましたが、老朽化が著しいことから2024年2月29日に惜しまれつつ閉店しました。
現在の現地の状況です。建物の解体がほぼ完了し地面がフラットになっています。
このイオン今池店の敷地ですが、閉店に先立つ2024年2月22日、西側の約半分をJA三井リース建物、関電不動産開発、総合地所の3社が取得しています。
前回記事
そして現地では2024年10月15日に「建築計画の概要」が掲出され、地上20階建て、高さ59.95メートルの分譲マンションが建設されることが明らかになりました。
建築主は東急不動産、関電不動産開発、総合地所の3社、工事施工者は長谷工コーポレーションです。建築主のうち1社がJA三井リースではなく東急不動産となった経緯は不明です。
この分譲マンション予定地の地番は「1301-2、1302」となっており、敷地の西側約半分にあたります。
こちら側です。
東側はイオンリテールの所有となっていることから、別々に開発され、イオンの商業施設となる可能性が濃厚です。
旧イオン今池店の正面入口があった側です。
ちなみにありし日のイオン今池店の様子です。
前回の記事では複合マンションになる可能性が高そうと予想しましたが、見事に外れ別々の開発となる模様です。
南側は総合地所の賃貸マンション?
南側の駐車場があった街区でも動きがあります。
総合地所がマンションを建てるとのことでしたが、分譲ではなくどうやら賃貸のようです。また、建てられる場所ですが、駐車場があったところではなく、建設が始まっているのは街区の南東側の一角です。駐車場があった場所はどうなっていくのか今のところよくわかりません。