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【あいち銀行】愛知銀行と中京銀行が合併!栄に2つある本店ビルはどうなる?

2025年1月1日、愛知銀行中京銀行が合併し「あいち銀行」が発足しました。

両行は2021年12月に経営統合することを公表、2022年10月に持ち株会社である「あいちフィナンシャルグループ」を設立し、合併準備が進められ、今回の新銀行発足となりました。

当ブログでは2021年12月の経営統合公表時に両行の統合が栄の街に及ぼすかもしれない影響について考察しています。愛知県における金融機関の競合状況や両行の統合の背景などについても触れていますのでよろしければご覧ください。

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旧愛知銀行と旧中京銀行は栄3丁目の繁華街、大津通沿いの一等地にそれぞれの本店ビルを保有しています。

旧愛知銀行の本店ビル。新銀行の本店となりました。撮影は2025年1月5日ですが、もちろん新銀行名が冠されています。大津通から見るとそれなりに新しいビルですが、実際は増築を重ねた古いビルだったりします。

旧中京銀行の本店ビル。大津通と若宮大通が交わる矢場町交差点の北西角に立地しています。こちらは名古屋営業部という位置づけになるようです。

あいち銀行は店舗の統廃合を進め、2027年3月までに154か所ある店舗を110程度まで再編する計画ですが、栄の一等地に2つある本店ビルをどう活用するのかが今後焦点となるのではないでしょうか。

栄の一等地に重複して古いビルがあるのはあまりにももったいないような気がします。当面は人材面やコスト面でのシナジーの発揮を目指すようですが、希少な立地を活用するという方向でも攻めの姿勢で早急に統合効果を発揮していただけたらと思います。

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