名古屋市外・多治見市

【多治見駅南地区市街地再開発事業】現在の状況・2022年10月

JR中央本線「多治見」駅の南口で組合施行による「多治見駅南地区市街地再開発事業」が進められています。

29階建ての分譲タワーマンション「ミッドライズタワー多治見」や14階建てのホテル「くれたけインプレミアム多治見駅前」が建ち上がり駅前の風景は大きく変わりました。

スーパー「Mikawaya」などが入る商業施設「プラティ多治見」の開業を12月に控え、工事が最終局面にさしかかった現地の様子をお伝えします。

なお、再開発事業の詳細については前回の記事をご覧ください。

前回記事

現地の様子(2022年10月)

多治見駅北口からの様子。右側が29階建ての分譲タワーマンション「ミッドライズタワー多治見」、左側が宿泊棟である14階建ての「くれたけインプレミアム多治見駅前」です。

「ミッドライズタワー多治見」のアップです。人口約10万人の都市でこういったタワーマンションが建つのは東海地方では珍しいのではないでしょうか。

「くれたけインプレミアム多治見駅前」のアップ。一部工事用のシートが残っていますが、ほぼほぼ外観が現れています。落ち着いたデザインで好感が持てます。

取材に訪れた10月の3連休は、美濃焼祭(みのやきさい)が開催されていました。メイン会場のJR多治見駅南北自由通路では巨匠の作品が展示されていましたが、そういったもの疎い私にはさっぱりわかりませんでした。

再開発の完成後、自由通路からペデストリアンデッキに通じる出口です。この日は焼き物の展示のための机が置かれていましたが、来年は机の場所を変えないといけませんね。

南口の階段からペデストリアンデッキの様子。地上では歩車道の整備工事が行われています。

地上からの様子。完成まではもう少しかかりそうです。

ペデストリアンデッキの向こうに「ミッドライズタワー多治見」と「くれたけインプレミアム多治見駅前」を望みます。

「くれたけインプレミアム多治見駅前」は2023年1月15日オープンです。

商業施設であるPLATY TAJIMI(プラティ多治見)の館名表示もすでに掲げられています。

スーパー「Mikawaya」はこの場所に入るのでしょうか。

南東側からの様子。

駐車場棟も開業を待つのみという様子です。500台弱収容可能です。

駐車場棟と「ミッドライズタワー多治見」です。マンションに通じる道路はまだ工事中で入ることができませんでした。

アパートや民家が建ち並ぶ背後に「ミッドライズタワー多治見」がまさにそびえ立つという感じで鎮座しています。

西側からの様子。再開発エリアの西端部は広場になっています。

あとは外構部分の最終工事を残すのみという感じです。

土岐もすごいが…

2022年10月7日(土)にこの地域の方々にとっては待望のイオンモール土岐が開業したのに続き、多治見駅南地区市街地再開発事業も間もなく完成します。

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以前、多治見在住の方と話していたのですが、その方曰く、土岐は財産区が力持ってるけど、多治見はそういうのないからねぇ~、とのことでした。

その方がおっしゃるように、イオンモール土岐の土地は土岐口財産区という特別地方公共団体が保有しており、その地代収入は莫大でしょうから、確かにすごいのだろうな、と思います。しかし、多治見もこれだけの再開発をやってのけているわけで、それはそれですごいことだと思いますよ、とその方には申しておきました。

そんな陶都の玄関口で行われている再開発。完了まで見届けたいと思います。

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