国内最大のスタートアップ支援拠点である「STATIN Ai」が2024年10月31日オープンしました。
遅ればせながら11月11日に現地の様子を見てきましたので、施設の様子を写真中心にお伝えしたいと思います。
鶴舞公園南駐車場からの様子。テラスなどがあって独特の外観となっています。
東側の市道から。中間階がある関係で一部の窓が斜めに配置されています。
南西側から。電柱がややうるさい感じです。施設の整備に合わせ地中化されればよりよかったのではないでしょうか。
STATION Aiと名古屋駅(スパイラルタワーズ)間で実証実験のために定期運行される自動運転車両が停まっていました。予約すれば一般利用も可能です。
名鉄協商のコインパーキングも設置されています。平日であれば朝8時から夜10時まで14時間停めても900円と名駅や栄の都心部と比べると割安です。
こちらが正面玄関になるのでしょうか。ロゴが誇らしげです。
ファミリーマートも入っており、入居者の利便性も確保されています。店名は「STATION Ai店」です。
正面玄関を入ります。吹き抜けの開放的な空間が広がっています。
施設の総合案内。一般の人は1階からM3階と7階を利用することができます。
カフェ・レストランスペースです。赴いたのはちょうどお昼どきですが、そこまで混んでいませんでした。
施設のスポンサー名が掲げられていました(一部)。そうそうたる企業名が並んでいます。
館内はロボットが動き回るので、停止場所にはマークがしてあります。
館内の上下はゆるやかなスロープで行き来することができます。これも施設の大きな特長です。
M2階にもカフェスペースがあります。敢えて多めに配置されているような感じです。
愛知県にゆかりのある起業家を紹介するあいち創業館。一般的な展示ではなくデジタル的に表示されるようになっています。
章男会長から送られた胡蝶蘭も誇らしげです。
M3階と3階は、オフィスの受付やコワーキングスペース、貸し会議室などになっています。ここにもおびただしい数の胡蝶蘭が。
一般の人が入れるのはここまでで、この先は入居者専用のエリアとなります。
7階です。ホテルやフィットネル、交流リビングがあります。
交流リビングの様子。グランドピアノも置いてありました。
テラスにも自由に出入りすることができます。名駅や栄方面など名古屋市内の景色を一望することができます。
グラウンドの向こうには鶴舞公園の借景と重厚感ある名古屋市公会堂(現名称は「岡谷鋼機名古屋公会堂」)を望むことができます。
さて、行ってみての感想ですが、入居者の交流を促す仕掛けが随所に見られ、とてもよく考えられているな、というのが第一印象です。そのためか、オープンしたばかりにもかかわらず、入居している企業関係者と思しき方々が行き交い、スタートアップ支援拠点としての機能をすでに発揮しているようでした。
スタートアップ不毛の地、とまで言われた汚名を返上できるようなポテンシャルを秘めているようにも感じました。今後が楽しみです。