名駅地区

駅西最大級のタワー型マンション【リニアゲートタワー名古屋】現在の建設状況・2022年7月

名古屋駅太閤通口から駅西銀座を歩くこと約10分、名古屋環状線沿いで「リニアゲートタワー名古屋」というインパクトのある名称のマンションの建設が進められています。

「リニアゲートタワー名古屋」は総合地所と三菱地所レジデンスが事業主となり、名古屋市中村区中島町・則武本通で2024年2月の完成を目指し建設を進めているもので、地上19階建て・総戸数220戸と名古屋駅西側では最大級のタワー型マンションとなります。

「リニアゲートタワー名古屋」の概要

出典:総合地所、三菱地所レジデンス プレスリリース

案内図です。JR名古屋駅太閤通口から約780メートル。東側の桜通口からであれば国際センタービルを越えたあたりという距離感です。マンション名に採り入れられているリニア中央新幹線の名古屋駅もしっかりと描き入れられています。

出典:総合地所、三菱地所レジデンス プレスリリース

外観完成予想図です。南東側から見上げた図になります。

出典:総合地所、三菱地所レジデンス プレスリリース

別バージョンの外観完成予想図です。本家?の「JRゲートタワー」も描き入れられています。

出典:【公式】リニアゲートタワー名古屋

配置図です。かなり変形した敷地で建物配置に苦労の跡がしのばれます。よく見ると西側からも進入路があり四方の道路に面していることになります。

「リニアゲートタワー名古屋」の概要は以下のとおりです。鉄筋コンクリート造、地上19階建・高さ57.46メートル、総戸数220戸のタワー型マンションです。

物件名リニアゲートタワー名古屋
所在地名古屋市中村区中島町2丁目42番1、名古屋市中村区中島町3丁目1番、名古屋市中村区則武本通3丁目43番1(地番)
交通JR東海道本線ほか「名古屋」駅(太閤通口)徒歩10分、地下鉄桜通線「中村区役所」駅(1番出入口)徒歩4分
敷地面積2,752.25㎡
建築面積1,252.03㎡
延床面積14,929.80㎡
高さ57.46m
構造・規模鉄筋コンクリート造、地上19階建
総戸数220戸
竣工時期2024年2月中旬(予定)
入居時期2024年2月下旬(予定)
事業主総合地所/三菱地所レジデンス
設計・施工長谷工コーポレーション

現地の様子(2022年7月)

駅西銀座から望む建設地です。銭湯も残っていて下町らしい雰囲気です。

名古屋環状線をはさんで建設地の東側からの様子です。

南東側からの様子。タワークレーンが2基稼働しています。

1LDK 2,900万円台~/2LDK 4,900万円台~/3LDK 7,200万円台~ という価格設定です。実需要・セカンドハウス・半住半投など幅広いニーズに応えられるよう全21タイプが用意されているとのことです。

南西側からの様子。現在は住宅地化が進んでいますが、かつてはちょっとした商店街だったのでしょうか。街灯がそれっぽい感じです。

周辺では先行して分譲マンション建設が見られます。写真左側の「モデル公開中」とあるマンションは宝不動産が分譲中の「ヴィー·クオレ レジデンス名古屋駅」(鉄筋コンクリート造15階建て、総戸数56戸)です。

建築計画の概要です。当初は「(仮称)中村区中島町二丁目計画」という名称だったようです。

名古屋駅西側での大規模マンション分譲は挑戦的な取り組み!

名古屋駅の西側でここまで大規模なマンションが分譲されることは今まで例がなく、また地元以外の大手デベロッパー2社が手掛けるとあって、挑戦的な取り組みに見受けられます。

「リニアゲートタワー名古屋」が成功すれば、駅西側でもタワーマンションを含め、大規模マンションの供給が増える可能性があります。

そういった意味では、売れ行きが気になるところです。物件のウェブサイトによるとエントリーは700件を突破したとのこと。推移を見守りたいと思います。

-名駅地区