栄地区

【中日ビル】ロゴマークとタグライン「これからも、まちとサカエる。」が公表、公式サイトも新設!

2023年4月25日(火)、中部日本ビルディングと中日新聞社は、2024年春の開業に向けて建設が進められている中日ビルについて「ロゴマーク」「タグライン」を公表するとともに公式サイトを新設しました。

上空から見た中日ビルをイメージしたロゴデザイン

ロゴマークは、かつてのビルのレガシーを承継しながら新しく生まれ変わる中日ビルを、上空から見たイメージとして表現したとのことです。

最初見たときはChunichiのCをデザインしたのかと思ったのですが、そうではなく、回転展望レストランをモチーフに屋上広場に引き継がれた円形デザインをシンプルで親しみやすいグラフィックに落としこんだそうです。

ちなみにイメージカラーのゴールドはビルの品格や信頼を表すと同時に、訪れる人々の心を豊かに輝かせる場でありたいという願いを込めているとのことですが、色遣いが名古屋らしいといえば名古屋らしいですね。

出典:中日ビル公式サイト

その屋上広場のパースです。円形の芝生のような場所が回転展望レストランのモチーフになります。

出典:中日ビル建て替え基本計画について

初期のパースでは回転レストラン(のオブジェ?)のようなものが描かれていましたが…。

出典:中日ビル公式サイト

途中でその案はなくなり、芝生に落ち着いたようです。大掛かりな壁面緑化にも注目です。

ロゴマークと併せてタグラインも公表されました。

タグラインというのは『思い』や『ビジョン』を簡潔に伝えるための言葉で「これからも、まちとサカエる。」というのが中日ビルのタグラインです。

半世紀以上、栄の中心でにぎわいの拠点であり続けた中日ビルが、これからも栄という街とともに繫栄し、エリア全体の価値向上に貢献できるランドマークでありたい、という思いを込めているとのことです。

ホテルは三菱地所系最高級ブランド「アイコニック」

出典:中日ビル公式サイト

ビルの断面図です。栄地下街と直結する地下1階から5階・7階はショップ&レストラン、6階は中日ホール&カンファレンス、そして7階は屋上広場となります。ここまでが基壇部です。

8階に機械室が設けられ、9階から22階までがオフィス、23階も機械室で24階から32階がホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック名古屋」となります。

出典:中日ビル公式サイト

『アイコニック』というのは、三菱地所グループのロイヤルパークホテルズが展開する「THEシリーズ」のフラッグシップブランドで名古屋初進出となります。

外観は完成、内装工事が進む

2023年4月下旬時点で外観は完成しており、地上部分の外構工事が進められています。

基壇部は旧ビルを彷彿とさせます。

旧ビルを彷彿とさせるといえば、北西側のコーナーにあった喫茶店が新ビルでも再現されます。

パースにも描かれているので間違いありません。旧ビルの特徴的なところを残してくれていてなんだかうれしくなりますね。

旧ビルとは異なり、路面店が設けられるようです。どんなテナントが入るのか楽しみですね。

電飾の案内板が設けられるスペースも確保されています。

道路からの乗り入れ部の関係なのか、西側の入り口は旧ビルと同じような場所に設けられます。旧ビルでは中日ドラゴンズのオフィスも入っていて契約更改に訪れる選手たちがこちら側の入り口から出入りしていましたが新ビルではどうなるのでしょうか。

内装工事が進められています。7月には竣工なのであと少しです。

南西側ではコンクリートポンプ車がコンクリートを流し込んでいました。

朝の取材だったので多くの職人たちがビル内へと吸い込まれていっていました。

最後はRAYARD Hisaya-odori Parkから望む中日ビル。

ここ数年で栄の景色は驚くほど洗練されました。今後も変貌を遂げゆく栄からますます目が離せませんね。

-栄地区