名古屋駅の地下に張り巡らされている地下街のひとつに「サンロード」があります。日本最古の本格的地下街ともいわれ、歴史ある地下街なのですが、コロナ禍のせいもあるのか最近店舗の入れ替わりが多いようです。
ある日、無意識にサンロードを歩いているとお店のつくりや色遣いがイオンモールなどによく入っている「紅虎餃子房」に似たお店がいつの間にかできていました。「『紅虎』がついに名駅に進出かぁ~」と思ったのですが、それは早とちりで、看板には「名北飯店」と書いてありました。ともあれ、私は中華料理のなかでも特に麻婆豆腐に目がないので早速入ってみることにしました。
お店の様子とメニューは?
この「名北飯店」、もちろん「紅虎餃子房」の系列でもなんでもなく、名古屋市北区にある老舗の町中華の2号店ということでした。聞けば2021年の7月にオープンしたばかりとのこと。席はカウンターが6席とテーブルが16席です。2人掛けのテーブルも多く、どちらかというと一人ないし少人数での訪問に向いている感じです。
ランチメニュー(平日のみ)です。麻婆豆腐のほか、から揚げ、ホイコーロー、炒飯ラーメン、スブタの各定食がいずれも950円。名駅の地下街にしてはまあまあリーズナブルなのではないでしょうか。
期間限定のパワーランチということで「パイコー担々麺」というメニューもありました。かなりボリューミーな感じで小ライスをつけたら私ならかなり満腹になりそうです。
ディナーメニューも置いてあります。北区の本店では、うす皮餃子が名物とのことなので次の機会に食してみたいと思いました。そのほかお酒に合いそうなメニューも多く、夜は夜でよさそうな感じです。
名北飯店の麻婆豆腐のお味は?
注文からほどなくして麻婆豆腐定食が運ばれてきました。ご飯は大・中・小を選ぶことができ、今回は中を選びましたが、180グラムくらいでしょうか。まあまあのボリュームです。玉子スープと奈良漬が付け合わせとして付いています。
豆腐は割と大きめにカットしてあります。黒っぽく見えるのは豆鼓(トウチ=黒豆を発行させた食品)でしょうか。そのほか賽の目状に小さく刻んだにんにくの芽やシイタケ、タケノコが入っています。
一口いただいてみましょう。ラー油や山椒も入っているようですが、辛さはあまり感じず、どちらかというと甘めで、かなりやさしい味付けのように思われます。そうはいってもしっかりとうま味はあるので、レンゲでそのままご飯も食べているとあっという間に完食です。
サクッと食べられて名駅でのランチにおすすめ!
平日ランチタイムの950円の定食以外にも780円の麻婆飯も提供しておりよりリーズナブルなランチもいただくことができます。提供時間も比較的早く、サクッと食べられるやさしい味の中華料理。名駅でのランチにおすすめです!
住所 | 名古屋市中村区名駅4-7-25先 ナゴヤ地下街サンロード内 |
営業時間 | 11時~14時30分 17時~20時 |
定休日 | 無休 |
公式サイト | https://meihokuhanten.owst.jp/ (本店) |