小牧市大草の中央自動車道沿いで愛知県内3つめのハイウェイオアシスとなる「小牧ハイウェイオアシス(仮称)」の計画が進められています。
前回お伝えしたのが2022年8月なので1年1か月ぶりに取材してきました。もともとかなり起伏のある雑木林だったのですが、かなり造成が進んでいました。
前回記事
現在の状況をお伝えします。
小牧ハイウェイオアシスの概要
小牧ハイウェイオアシスは小牧市の市街地からやや離れた、大草地区の中央自動車道沿いに建設されます。建設予定地の西側には小牧市道を挟んで小牧市民の憩いの場となっている「市民四季の森」という公園があります。
事業主体は「株式会社オアシス小牧」という会社で住所は小牧商工会議所の3階となっています。資本金は5億3千万円あり、おそらく地元有力者が主体となって地元企業などが出資しているものと思われます。
現地の開発計画の掲示によると敷地面積は約26万平方メートルでナゴヤドームの約5.4個分という広大なものです。 施設のイメージと配置図です。フードコートやレストランなどの飲食施設や休憩施設のほか、ストリートスポーツやスポーツクライミングが楽しめる運動・レジャー施設「パークエリア」で構成されます。
造成はかなり進んだがもう少し時間がかかる?
小牧市道を挟んで西側に隣接する「市民四季の森」からの様子。造成が進みそれらしくなってきました。
造成工事は2024年(令和6年)3月31日まで行われるとのこと。当初は2023年後半の開業予定とされており、間に合うはずがないと思っていたのですが、やはりまったく間に合っていないようです。
工事車輛の進入路の様子。完全にフラットにするにはもう少し時間がかかりそうです。
中央自動車道の本線上にブリッジが架けられています。
上り線(東京方面)から小牧ハイウェイオアシスへの進入路となる場所です。コンクリート躯体のみ完成しています。
こちらは下り線(名古屋方面)の様子。こちらも進入路のコンクリート躯体が設置されています。
中央自動車道下り線を小牧ハイウェイオアシス方向に走ってみます。内津峠PAを過ぎるとカーブの多い下り道でなかなか運転に気を遣うところです。
例のブリッジです。ここにハイウェイオアシスができることを知っている人はまだまだ少ないのかもしれません。
開業時期について2024年4月としているウェブサイトがいくつか見られましたが、造成工事が完了するのがその時期なので、そこから施設を建設してとなるともう少し時間がかかるような気がします。少なくとも2025年以降になると思うのですが、どうなるのでしょうか。