名古屋城・名城公園

【愛知県新体育館】名称は「IGアリーナ」に! 2025年7月のオープンに向け工事が進む!

連日熱い取組が繰り広げられている大相撲名古屋場所

今場所はチケットが早々に売り切れるなど例年になく活況を呈しているようです。現在の会場である愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)が今場所で最後ということもその要因の一つであるといわれています。

そして、2025年以降の大相撲名古屋場所の会場になるのが愛知県新体育館「IGアリーナ」です。2025年の大相撲名古屋場所が同アリーナのこけら落としとなります。

建設場所である名城公園では、すでに巨大なアリーナが姿を現しており、完成に向け着々と工事が進められています。

前回記事

イギリスの金融会社「IGグループ」が命名権を取得!

愛知県新体育館の名称は「IGアリーナ」となることが2024年2月に発表されました。

イギリスの金融会社であるIGグループが10年間のネーミングライツ(命名権)を取得したことによります。

すでに立派な公式サイトも完成しており、施設の紹介もされています。

詳しいことは公式サイトをご覧いただきたいのですが、最大収容人数は17,000人(立ち見を含む、着席時は15,000人)で国内最大級となります。

大相撲名古屋場所を皮切りに、バスケットボールBリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの本拠地となるほか、2026年の9月から10月にかけて開催される愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の会場の一つとなります。

また、2024年7月1日より施設利用予約受付も開始されており、大物アーティストのライブやコンサートなども続々と開催されるようになるのではないでしょうか。

現地の様子(2024年7月)

大津通を挟んで南東側からの様子。巨大なアリーナが出現しています。

隅研吾氏の建築らしい、木のとげとげ?が特徴的な外観です。

ただ、鉄骨を木で覆っているのがまるわかりです。最終的には全部覆うのでしょうか?

地下鉄名城線名城公園駅からの地下通路の掘削も進んでいるようです。

コンクリートのパクっと口の開いたような部分に地上から2階への大きな階段が設けられるものと思われます。

定点観測地点の大津通に架かる「愛知学院大学名城公園キャンパス歩道橋」から。ここから見るとアリーナの形が違って見えます。ちなみにスポーツ観戦に適したオーバル(楕円)型と、音楽ライブなどに適した馬蹄型を組み合わせたハイブリッドオーバル型がこのアリーナの特長になっています。

青いシートで覆われている部分はサブアリーナになります。

木のトゲトゲ?の部材が置かれています。作業員の方の大きさと比べると大きさがわかります。

「IG Arena 2025年 夏 グランドオープン」と大きく掲げられています。今後、一般的な認知度も上がっていくものと思われます。

先日アップした「パロマ瑞穂スタジアム」の高さは約31メートルですが、IGアリーナの高さは約41メートルで10メートルほど高くなっています。この高さがアリーナとして演出の自由度向上に資することになっているようです。

それにしてもこれだけの施設が名古屋市内に同時並行で建てられるとはすごいことだと思います。

関連記事

躯体・鉄骨・仕上げ工事が同時に進行中です。

こちらは地下鉄名城線の名城公園駅。リニューアル工事が行われており、来年初めには完成するものと思われます。

この場所で最後の大相撲名古屋場所の熱戦が繰り広げられている「ドルフィンズアリーナ」。新しい会場での興行はさらに盛り上がってほしいものです。

-名古屋城・名城公園