名駅地区

高さ60.9メートル【富士ソフト新名古屋ビル】2022年11月竣工に向け工事は最終段階に!

横浜市中区に本社を置く富士ソフトは、名古屋市中村区名駅4丁目で「富士ソフト新名古屋ビル」を建設中です。

地上14階地下1階建て、高さ60.937メートルの事務所・飲食店舗ビルですでに躯体は最上部に達しており、2022年11月の竣工を目指し、外装工事や内装工事が進められています。

「富士ソフト新名古屋ビル」の概要

「富士ソフト新名古屋ビル」の建築主である富士ソフトは横浜市中区に本社を置くソフトウェアの開発や販売、システムインテグレーションなどを行う独立系のITソリューションベンダーです。

資本金約262億円、売上高約2,500億円、従業員約1.5万人(いずれも2021年12月期、連結)で東証プライム市場に上場している巨大企業です。

名古屋市内には中区錦1丁目に名古屋オフィスを構えるほか、名駅南1丁目の日本生命笹島ビルにも名古屋駅前オフィスとして拠点を設けています。このほか、愛知県内では刈谷市内にも2拠点を設けています。

「富士ソフト新名古屋ビル」は名古屋市内の拠点を集約するための自社ビルとして建設されています。同社の有価証券報告書によると投資予定額は45.8億円、すべて自己資金でまかなっているようです。

「富士ソフト新名古屋ビル」の概要は以下のとおりです。

名称富士ソフト新名古屋ビル
敷地の地名地番名古屋市中村区名駅4丁目2108番
用途事務所・飲食店舗
構造地上/鉄骨造、地下/鉄筋コンクリート造
高さ60.937m
階数地上14階 地下1階
敷地面積989.74㎡
建築面積782.39㎡
延べ面積8,801.80㎡
建築主富士ソフト
設計者大林組
工事施工者大林組
着工2021年5月
竣工予定2022年11月

GoogleMapでは「(仮)NEC名古屋ビル新築工事」と表示されてしまいますが、間違っています。

出典:名古屋市「環境配慮の措置の概要」

完成イメージ図です。白を基調としたファサードで下層階が屈曲した特徴的な造りになっています。

現地の様子(2022年8月)

南東側、名古屋高速名駅入口付近からの様子。錦通側はシートで覆われています。

躯体は最上部に達しています。

南側正面からの様子。以前は自走式の2階建ての駐車場だったことを考えるとかなりの高度利用に進化しました。

東側、西柳町交差点付近からの様子。コンビニも近く便利な立地です。

南側から見た1階部分です。このあたりはエントランスになるのでしょうか。1階は天井が高くなっています。

北東側の様子。こちら側は外観があらわになっています。

南西側からの様子。曲面ガラスがかっこよいです。

北西側からの様子。「富士ソフト新名古屋ビル」は柳橋中央市場の入口的な場所に立地しています。ビルには飲食店も入ります。どのようなお店が入るのか楽しみですね。

「名駅4丁目OTプロジェクト(エニシオ名駅)」と「富士ソフト新名古屋ビル」。 錦通沿いの高度利用化が着々と進みます。

関連記事

-名駅地区